第10話、ついにミライ(千賀健永)がすみれ(トリンドル玲奈)に思いを伝えた。復讐に翻弄され続けるすみれを支えてきた彼が、番組終盤で「俺、すみれちゃんが好き」って言った瞬間、胸の奥まで響いた。冷酷な金城(古屋呂敏)の罠から救った直後だったからこそ、その告白はただの恋じゃなくて“命がけで守る覚悟”に聞こえた。
金城の卑劣な条件とすみれの苦悩
金城がすみれに突きつけた「謝罪記事」「慰謝料500万円」「体の関係」という三つの条件。とりわけ最後の要求があまりにも卑劣で、画面越しでも怒りが込み上げた。トリンドルさん演じるすみれの動揺する表情、震える声に「復讐を諦めたくない」という気持ちが滲んでいて、観ているこちらも一緒に葛藤した。権力を笠に着る金城の冷酷さが際立ち、復讐の物語に新たな緊張感をもたらした。
橘と桜子の選択が道を開く
金城の真意を耳にした秘書・橘(入江甚儀)が桜子(横山由依)に報告する流れは、救いの一手だった。夫の非道を知った桜子が行動に出ることで、ミライの作戦につながっていく。横山さんの静かな演技が、怒りと失望を同時に抱えていることを表していて見応えがあった。裏で動く人たちの選択が、すみれを守る大きな力になったのが心強かった。
ミライの作戦と金城の敗北
千賀さん演じるミライが仕掛けた作戦で、金城がまんまと引っかかる場面はスカッとした。いつもはクールなバーテンダーなのに、ここでは頼れるヒーロー感が全開。金城が観念する姿は短い時間でも爽快だったし、「ここまで守ってくれる人がいるんだ」と思うとすみれの孤独も和らぐように見えた。緊張感の中に小さな勝利の光が差し込んだ瞬間だった。
「俺、すみれちゃんが好き」の衝撃
作戦のあと、夜のシーンで呼び出したミライが告白する流れ。千賀さんの声のトーンが普段より柔らかくて、自然体なのに力強い。トリンドルさんが演じるすみれが一瞬息を呑む表情は、視聴者の気持ちと完全に重なった。愛と復讐が同じ場所にあるからこそ、この「好き」は切なくもまっすぐ。今まで見守るだけだったミライの想いが、やっと形になった瞬間に心が震えた。
まとめ
第10話は、金城の非道な要求から始まり、橘や桜子の決断、ミライの作戦、そして最後の告白まで、緊張と涙が続く回だった。トリンドル玲奈さんと千賀健永さんのやり取りは、復讐ドラマの中にある純愛を鮮やかに描き出していて、視聴者の心を掴んで離さない。すみれが復讐と恋の間でどう生きるのか、次回が待ちきれない。
(あやぴょん)
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