最終回、予想以上に心がかき乱される流れだった。
伊藤すみれ(トリンドル玲奈さん)の覚悟と孤独、藤村花梨(宮本茉由さん)の狂気が正面衝突。
桐谷ミライ(千賀健永さん)の存在も切なくて、安心したいのに緊張が途切れない。
終盤でようやく呼吸ができた感覚、視聴後の余韻がすごかった。
花梨(宮本茉由さん)の本領発揮、ビンタと怒号が炸裂
最終決戦で藤村花梨(宮本茉由さん)が、伊藤すみれ(トリンドル玲奈さん)を車で拉致。
その場で繰り出されたビンタが重く響いた瞬間、緊張感が一気にピーク。
「どうせ配信するつもりだったんでしょ? 花梨を見世物にしようだなんてふざけんじゃないわよ!!」と怒鳴り散らす姿、完全に悪役モード。
SNSが「花梨こわすぎ」「とことん嫌な女」ってざわついたのも納得。
怒りを剥き出しにした表情が、まさに彼女の本性をあらわしてて、正直見てて胃が痛くなった。
すみれ(トリンドル玲奈さん)の覚悟、ミライを遠ざける切なさ
暴露本「レプリカ」を書いたことで自分が傷ついても、すみれは復讐を止める気配なし。
桐谷ミライ(千賀健永さん)が必死に止めても「もう忘れて」と突き放すセリフ。
それは冷たさじゃなく、巻き込みたくない優しさ。
トリンドル玲奈さんの声が震える感じがリアルで、強がりと悲しみが混ざっていた。
孤独に戦う決意が映し出されていて、胸が締め付けられた。
ミライ(千賀健永さん)の衝撃シーンと視聴者の動揺
最終回の中盤で、助けに来た桐谷ミライ(千賀健永さん)が花梨に刺される衝撃展開。
あまりに突然で「嘘でしょ…?」と息が止まりそうになった。
光と影の狭間に立ち続けるミライが、ここで命を落とすのかと絶望的な気分に。
でもその後、退院してすみれの隣にいる姿が描かれて安心した。
振り幅が大きすぎて、視聴者の心を揺さぶる力が半端なかった。
ラストシーンの救い、葵とミライの穏やかな空気
最後には、すみれではなく“葵”として新しい人生を歩み出す姿が映る。
病院を出たミライと笑い合う光景に、緊張の糸がやっとほぐれた。
今までの憎悪や復讐心が濃すぎたからこそ、静かなラストが余計に沁みる。
トリンドル玲奈さんと千賀健永さんの柔らかな表情が、救済のように画面に広がってた。
視聴者の心に「よかった」と安堵を残す、きれいな締めくくりだった。
まとめ
「レプリカ 元妻の復讐」最終回は、ビンタから刺傷まで怒涛の展開。
藤村花梨(宮本茉由さん)の狂気と、伊藤すみれ(トリンドル玲奈さん)の覚悟。
そして桐谷ミライ(千賀健永さん)の犠牲と救いが織り交ざって、感情が振り回された。
最後に葵とミライが穏やかに微笑むシーンが、全ての苦しみを少し浄化してくれた気がする。
(あやぴょん)