第1話、世界観の説明が来たと思ったら、すぐにナガレの人生がしんどめで心が追いつかなかった。
フリーターで周りに馴染めない相澤ナガレ(菊池風磨さん)の目線がずっと低くて、笑えるのに胸がちょっと苦しい。
そこに突然の極秘招集が重なって、日常から一段飛ばしで非日常へ投げ込まれるスピード感。
ヒーローものなのに、最初に感じるのが高揚じゃなくて戸惑いなのが、この作品らしさだと思った。
どん底スタートのナガレ(菊池風磨さん)が刺さる
ナガレは、子どもの頃から周囲とズレていて、就職もうまくいかなくて、ずっと自分を責めてきた人。
だから防衛省に呼ばれても、胸を張るより先に逃げ腰なのがリアルすぎる。
「嘘をつかないって決めてる」って設定も、ただの誠実さじゃなくて過去の傷と直結してるのが重たい。
菊池風磨さんの表情が、強がりと不安を行ったり来たりしてて、見てる側も気持ちが落ち着かない。
ヒーローの入口に立ってるのに、まだ自分を信じられてない感じがずっと残る。
集められたメンバーの空気がもうカオス
招集された場所にいたのは、会社員のサエ(のんさん)、大学生のチュータ(森永悠希さん)、トラック運転手のユタニ(後藤剛範さん)。
年齢も職業もバラバラで、会話のテンポも合ってないのに、同じ部屋に放り込まれる違和感がすごい。
それぞれに能力があるって言われても、まだ実感がなくて、全体的に戸惑いが勝ってる空気。
のんさんのサエは落ち着いてるのに、どこか達観してる感じで逆に怖い。
森永悠希さんのチュータは理屈っぽさがにじんでて、後藤剛範さんのユタニは場の重さを体で受け止めてる感じがする。
嘘で浮く能力、しかも30センチという現実
防衛省職員の説明中、つい嘘をついた瞬間にナガレがふわっと浮くの、見た目はちょっと笑える。
でも能力のトリガーが「嘘」っていうのが、過去と直結してて笑っていいのか迷う。
しかも最大30センチって聞いた瞬間、場の空気が一気に軽くなるのが逆に切ない。
サピピの「しょぼっ」が容赦なくて、ナガレの肩がさらに下がるのが分かる。
役に立つかどうかより、まず本人が自分の力を信じてない感じが一番の問題に見えた。
契約書にサインするまでの間がしんどい
防衛大臣に迫られて、断りきれずに契約書にサインする流れが、選択というより押し流されてる感じ。
やりたいからやるんじゃなくて、逃げ場がなくて受け入れるしかない状況が苦しい。
それでも仲間と談笑する場面では、ほんの少しだけ空気が和らぐのが救い。
能力の話で盛り上がれる時間が、初めて自分の居場所っぽく見える瞬間だった。
ここから本当にチームになるのかどうか、まだ全然想像できないのが正直なところ。
ヒーローなのに、まずは生きづらさから始まる物語
このドラマ、派手な戦闘より先に、人のコンプレックスを正面から置いてくるのが特徴的。
能力があっても、心が折れてたら前に進めないっていう当たり前のことをずっと見せてくる。
ナガレ(菊池風磨さん)が浮くより先に、地面に縛られてる感覚の方が強いのが印象的。
サエ(のんさん)やチュータ(森永悠希さん)、ユタニ(後藤剛範さん)も、まだ何かを隠してる空気がある。
地球を救う前に、それぞれの人生をどう立て直すのかが先に来そうな気配がして、そこが気になる。
まとめ
第1話は、ヒーロー誕生のワクワクより、集められた人たちの戸惑いが前に出ていた回だった。
相澤ナガレ(菊池風磨さん)の能力がしょぼいとかじゃなくて、心の準備が全然できてないのが一番リアル。
サエ(のんさん)、チュータ(森永悠希さん)、ユタニ(後藤剛範さん)との距離がどう縮まるのかが、次の焦点になりそう。
笑える設定なのに、気づくと人の弱さの話をしてる感じが、この作品のクセだと思う。
ここから本当にヒーローになっていくのか、その前にどう立ち上がるのか、そこが一番残った。
(ゆめのん)

