第8話は、感情が揺れっぱなしでしんどいくらいだった。優我（大橋和也さん）が花（渋谷凪咲さん）と結ばれて幸せに見えるのに、亡き兄・尚之（溝端淳平さん）の復讐を抱えたまま揺れ動く姿が切なすぎて泣けた。花に打ち明けるラストのシーン、胸がギュッと締めつけられた。
雷雨の夜から始まった二人の恋
雷雨に震える過去のトラウマに苦しむ優我（大橋和也さん）のもとに駆けつけた花（渋谷凪咲さん）。そこでお互いの思いを抑えきれず告白し合い、キスで愛を確かめたシーンはドラマチックで息を呑んだ。その後、休日に花のアートを見守り、仲良くランチする二人の姿は、これまでの緊張感から解放されたほんのひとときの幸せ。優我が兄のリベンジを忘れて恋に浮かれてしまうのも当然だと思えるくらい、眩しい時間だった。
花の父に繋がる“真実の影”
一方で、桜小路（高橋光臣さん）が花の妹・咲（清乃あさ姫さん）から「花に好きな人がいる」と聞き出し、その相手が優我だと確信。調査を進めるうちに、優我が尚之（溝端淳平さん）の弟だと突き止める流れは緊迫感が増していた。そして、優我の目に飛び込んできたシャチのシールが兄の死を思い出させ、花の父・藺牟田隆一（高嶋政伸さん）への疑惑が膨らんでいく。恋の喜びと真実の重み、その両方に挟まれて優我が苦しむ姿は見ていて胸が痛んだ。
打ち明けられた“本音”と花の決意
優我はついに花に全てを明かす。兄の無念を晴らすため社長の情報を探っていたこと、花に近づいたのもその一環だったこと、でも本気で好きになってしまったこと――その葛藤が涙とともにあふれ出す。普通なら許されない裏切りなのに、花は「そんなの許されていいわけがない」と言いつつ、リベンジに協力したいと差し伸べる。裏切りと信頼が同居する不思議な瞬間で、二人の絆の深さに震えた。
SNSで広がった涙と共感
放送後、SNSでは「葛藤する優我が最高」「二人とも絶対幸せになって」「ラストの涙きれいすぎて泣いた」と共感の声が溢れた。特に、優我（大橋和也さん）が花（渋谷凪咲さん）の前で涙を流す姿は“神回”と呼ばれるほど絶賛され、「あーん待ちしてる優我可愛すぎ」なんて微笑ましい感想も多かった。視聴者がキャラクターに寄り添って一緒に泣いている空気が感じられた。
まとめ
第8話は、恋と復讐の狭間で揺れる優我（大橋和也さん）の心と、それを受け止める花（渋谷凪咲さん）の強さが光った回だった。尚之（溝端淳平さん）や浩次郎（塚地武雅さん）の存在が重く絡みつきながらも、二人が選んだのは“共に戦う”道。その選択が本当に幸せへとつながるのか、不安と期待が入り混じる。泣かされてばかりなのに、次を見ずにはいられない展開だった。
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