『ザ・ロイヤルファミリー』第4話、ロイヤルホープの涙のデビュー戦が胸に刺さる(感想)(ネタバレがあります)

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第4話、久しぶりに“本気で泣ける”日曜劇場を見た気がした。
ロイヤルホープの走りに、言葉よりも先に涙が出た。
栗須(妻夫木聡さん)の信じ抜く眼差し、佐木(高杉真宙さん)のまっすぐな声、耕造(佐藤浩市さん)の誇らしげな表情。
全部が一つの希望みたいに重なって、ただの競馬ドラマじゃないと確信した。
人と馬の信頼って、こんなにも熱いんだ。

“1億円の馬”ロイヤルホープ、問題児から希望へ

耕造(佐藤浩市さん)が剛史(木場勝己さん)から1億円で買ったロイヤルホープ。
名前だけでも特別感があるのに、性格は超がつくほどの警戒心。
スタッフにも懐かず、誰も近づけない。
それでも栗須(妻夫木聡さん)と広中(安藤政信さん)は見放さなかった。
この2人の信じる力が、ただの調教師とオーナーを超えた“同志”に見えた。
ホープの目に映る人間の不器用さが、妙にリアルで愛しい。

金髪ジョッキー・佐木(高杉真宙さん)の再出発

岩手競馬で過去に問題を起こしたジョッキー、佐木(高杉真宙さん)。
一度すべてを失った男が、もう一度馬と向き合う姿はまさに日曜劇場。
栗須(妻夫木聡さん)の「ホープを頼む」という一言が、彼の背中を押した瞬間が泣けた。
拒絶していた佐木の表情が、ほんの一瞬やわらぐシーン。
あれだけで、過去と未来が交差する音が聞こえた気がした。
彼が再び中央の舞台に戻ると決めた時、物語が動き出した感じがした。

デビュー戦、声と鼓動で走るロイヤルホープ

スタートゲートを嫌がるホープに、佐木(高杉真宙さん)が「大丈夫だ。俺もいる。一緒だ」と語りかける。
その声が馬の心をほどいていくようで、息をするのも忘れた。
スタートで出遅れても、「いいぞ、ゆっくりでいい」って声をかける佐木の優しさが胸を打つ。
人間の焦りよりも、信頼を優先する騎手。
歓声の中で「聞こえるか? 最高だろ。行こう!」って言葉を重ねた瞬間、ホープの走りが変わった。
馬と人の鼓動がシンクロして、画面から風が吹いてきた気がした。

「勝った!」の瞬間に広がる涙と誇り

ヴァルシャーレが先頭を走る中、外から迫るホープ。
栗須(妻夫木聡さん)も耕造(佐藤浩市さん)も、手を握りしめて祈るように見つめてた。
観客の歓声が一気に高まって、ホープが前に出る。
その瞬間、胸がギュッとつまる。
加奈子(松本若菜さん)と翔平(三浦綺羅さん)の笑顔もまぶしくて、まるで家族全員で勝ったみたいな温かさ。
佐木とホープがゴールを切る時、ただのレースじゃなく、“再生の物語”が完結した気がした。

SNSの感想も涙でいっぱい

放送直後、SNSには「涙なしでは見れない」「しびれた」「これぞ日曜劇場!」の声があふれた。
「人間を立体的に描くのが本当に上手い」「ホープが可愛すぎて泣けた」といったコメントも多くて、みんな同じ気持ちだったと思う。
感動を押しつけるんじゃなくて、自然と涙が出る構成がすごい。
高杉真宙さんとホープのコンビ、これからのレースも絶対見逃せない。

まとめ

第4話は、“信じる”という言葉の意味を思い出させてくれた。
栗須(妻夫木聡さん)の粘り、佐木(高杉真宙さん)の再生、そしてロイヤルホープの勇気。
すべてが重なって、ただの競馬ドラマを超えてきた。
耕造(佐藤浩市さん)が涙をこらえる姿にも、深い誇りが滲んでた。
「人も馬も、何度でも立ち上がれる」――そんなテーマが心に残る回だった。
次のレースが待ち遠しい、まさに“日曜劇場の王道”だった。
(みかんてぃ)

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