最終話、感動の余韻に浸ってたはずなのに、最後の最後で別の意味でざわついた。
耕一(目黒蓮さん)がさらっと「馬主」になってる展開、頭が一瞬止まる。
ロイヤルファミリーの物語を見届けた直後なのに、現実的な疑問が一気に押し寄せる。
感情と理性が同時に忙しくなるタイプのラストだった。
有馬記念の敗北がより重く感じる前半
2025年の有馬記念で、ロイヤルファミリーは写真判定の末に2着。
勝ったのは、耕造(佐藤浩市さん)と椎名(沢村一樹さん)が手がけたビッグホープ。
この結果が、単なる負けじゃなくて「受け継がれなかった夢」みたいに見えるのがつらい。
耕一の表情も、悔しさより飲み込む感じで、静かに刺さる。
だからこそ、このあと描かれる未来とのギャップが際立つ。
2030年、さらっと馬主になってる耕一
場面が一気に2030年に飛んで、空気が変わる。
記者の平良(津田健次郎さん)から取材を受ける耕一。
「正式に馬主資格を取得した今のご心境を」と聞かれてる時点で、情報量が強い。
相続馬限定馬主から、正式な馬主へ。
この一文だけで、視聴者の頭の中に「どうやって?」が大量発生する。
馬主資格のハードルが現実的すぎる問題
JRAの馬主資格って、軽い気持ちで取れるものじゃない。
継続的に馬を所有・管理できる経済力が必要で、審査も厳しい。
それを5年間でクリアした耕一、普通に考えてすごすぎる。
ドラマ的には美しいけど、現実目線だと考え込んでしまう。
感動の最終話なのに、計算機を持ちたくなる不思議。
SNSで加速する「トリリオンゲーム説」
ここで引き合いに出されるのが、ハル(目黒蓮さん)とガク(佐野勇斗さん)の「トリリオンゲーム」。
5年で財を成した理由として、妙にしっくり来るのがずるい。
「トリリオンゲームしてたなら馬主いける」って声が出るのも納得。
同じ目黒蓮さんだからこそ、説得力が生まれるのが面白い。
役と役が勝手につながる現象、SNS向きすぎる。
副業Snow Man説が一番平和だった件
さらに盛り上がったのが、副業Snow Man説。
耕一が裏でアイドル活動して資産を築いた世界線。
真面目に考えるより、ちょっと笑えてしまうのがいい。
「トリリオンゲームしてアイドルやって馬主になる目黒蓮」という字面の強さ。
最終話後なのに、こういう遊び方ができる余白が残ってるのも、このドラマの愛され方だと思う。
まとめ
最終話は、感動とツッコミが同時に成立する珍しいラストだった。
ロイヤルファミリーの物語としては、ちゃんと希望が残ってる。
その一方で、耕一(目黒蓮さん)の5年間が気になって仕方ない。
真面目に考えても、ネタとして楽しんでも成立する余韻。
ここまで語られる最終話、やっぱり強い。
(みかんてぃ)

