『スクープのたまご』第7号、怖いのに前へ進む日向子の覚悟が刺さった(感想)(ネタバレがあります)

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青城(古屋呂敏さん)が事件のカギを握ってるって気づいた瞬間から、日向子(奥山葵さん)の表情が張りつめてて、第7号はずっと胸がざわざわしてた。
怖いのに逃げない姿勢とか、言葉が震えてるのに前を向く強さとか、全部に心を持っていかれた回。
LINE IDを渡す瞬間の“これ大丈夫?”っていう不安がリアルすぎて、画面の前で固まるレベルだった。

青城(古屋呂敏さん)に疑念を抱えたままのインタビューが怖すぎる

青城が連続不審死事件と繋がっていると確信してしまった日向子の緊張は、見てるだけで背中が冷たくなる感じ。
インタビュー冒頭は、彼の言葉が頭に入らないほど動揺してて、視線の揺れがそのまま心の揺れみたいに伝わってきた。
途中で気を引き締め直す瞬間があって、その切り替えの速さに“この子ただ者じゃないな…”と感じた。
青城は最初の上の空っぷりに気づいてたみたいで、「セミの抜け殻が話してるのかと思った」なんて冗談を言いつつ、むしろ日向子に好感を持つ流れに。
その空気の緩さと、裏で事件の真相がうごめいているギャップがずっと不穏だった。

連絡先交換の葛藤と、震える覚悟のLINE交換

村井(夙川アトムさん)の「連絡先、交換してくれたら…」という言葉が頭をよぎった瞬間の日向子の顔、迷いと恐怖で揺れてて苦しかった。
事件の関係者なら怖すぎる。でも繋がったら真相に近づけるかもしれない。
そのせめぎ合いの中で、後ろ姿がどんどん遠ざかる青城を呼び止めるあの勇気、本当にすごい。
咄嗟に「出版業界の裏話をオフレコで…」なんて理由を出して、笑顔でIDを受け取る青城の表情が逆に読めなくて緊張が消えない。
優しそうにも見えるし、底が見えない怖さもある。
あの瞬間の日向子の心臓、絶対バクバクだったと思う。

洲崎(相馬理さん)から聞かされる“同郷”の事実が重たい

大仕事を終えた日向子をねぎらう洲崎。
けど「久保塚(相馬理さん)と青城は同郷」という事実を口にする時の表情は急に険しくなって、空気がピキッと変わった。
しかも久保塚は昔から“相当なワル”で、上京してからも青城をよく訪ねていたと判明。
洲崎が前から青城を狙っていて、彼の写真を隠し撮りしていたって事実もさらっと出されて、視聴者の動揺も増す一方。
そこに青城から日向子宛てに「また会えたらいいね」のLINEが届く流れが、怖いのにぞくっとする。
彼女の心臓、絶対ひっくり返ってた。

“怖い”と言える日向子と、気遣う村井(夙川アトムさん)の関係性が沁みる

編集部に戻って、改めて青城と久保塚の関係を聞く日向子。
その不安定さを見て、村井が「怖いなら別の人に任せる。無理しなくていい」と言ってくれる優しさがすごくあたたかかった。
“駒”じゃなく、ひとりの記者として大切にされてる感じがちゃんと伝わってきて、少し安心する瞬間だった。
でも日向子は「このままやらせてください」と頭を下げる。
青城を信じさせたのに、違う人間を送り込むのは裏切りになる——その気持ちの強さが痛いほどに本気で、涙が出そうになった。
村井が「信田さんが体当たりしてくれるなら心強いよ」と受け入れる流れも、信頼の深さがそのまま見える良いシーンだった。

覚悟した日向子の背中と、“何かが動き出す”ラストの予感

青城のLINEに揺れながらも、取材も真相も全部正面から向き合おうとする日向子。
怖いのに止まらない。
自分から渦中に飛び込んでいる自覚すらあるのに、足を止めないその姿勢が本当に強い。
最後の独白は、何か大きな流れが動き出しているような不穏な空気をまとっていて、第7号の余韻がずっと残る。
優しさと恐怖と覚悟が入り混じる不思議な回だった。

まとめ

第7号は、事件そのものよりも「恐怖を抱えながら前に進む」日向子(奥山葵さん)の姿に全部持っていかれた回だった。
青城(古屋呂敏さん)の微笑みの裏にある何か、洲崎(相馬理さん)の険しい沈黙、村井(夙川アトムさん)の優しさ。
全員が違う意味で日向子を揺さぶっていて、緊張感の幅が広くてずっと呼吸が浅いままだった。
覚悟が固まる瞬間の静けさが妙に重くて、次号への不安と期待を同時に残していく仕上がりだった。
(ゆめのん)

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