スクープのたまご 第1話の“純粋すぎる記者”が痛くて眩しい(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、見てるこっちまで胃がキュッとなった。
信田日向子(奥山葵さん)が初めてスクープを任されるってだけで緊張感すごいのに、ネタがまさかの人気アイドルの“ヤバい写真”。
彼女の真面目さと現実のえげつなさがぶつかる瞬間が、痛いほどリアルだった。
信じたい気持ちと疑うべき現実、その狭間で揺れる新人記者の姿が丁寧に描かれてて、胸がざわついた。
それにしても奥山葵さん、表情の変化うますぎ。

日向子の“純粋さ”がリアルに刺さる

入社2年目の信田日向子(奥山葵さん)は、週刊誌「週刊千石」の事件班所属。
だけど彼女の中では“こういう世界とは距離を置きたい”って気持ちがまだ抜けてない。
「捏造とかあるんじゃ…」って思ってるのも、ちょっとわかる。
そんな子がいきなりゴシップ案件を任されるの、過酷すぎる。
でも、彼女の戸惑いや良心の葛藤がめちゃくちゃ丁寧に描かれてるから、感情移入が止まらない。
「私、いつの間にか軽蔑してた人たちと同じ側にいるのかな」って呟くシーン、静かに刺さった。

“ヤバい写真”の真偽を追う緊張感

アイドル・石川まとみの“ベッド写真”のネタを持ち込んだ元カレ。
動揺しながらも、ちゃんと裏取りしようと動く日向子。
その誠実さが光ってた。
だけど相手が“明日渡す”とか、“謝礼がもらえないと残念そうにする”とか、全部怪しすぎる。
視聴者的には「これ絶対ガセだろ!」って思うけど、日向子の“信じたい気持ち”がリアルすぎて、見てて止められない。
純粋な人ほど、騙される現実の怖さがリアルだった。

真実を見抜く瞬間のスカッと感

雑誌をめくってて、同じセーラー服姿の写真を見つけた瞬間のあの表情!
日向子の目が“点”から“線”になって、すべてが繋がる瞬間。
しかもその雑誌の写真が、あの“合成写真”の元ネタ。
そこから「ガセだ…」って理解するまでのテンポが完璧だった。
緊張がふっとほどけるのに、同時にどこか虚しさも残る。
最初のスクープが嘘だったっていうのが、逆に成長のスタートラインに感じた。

山吹と北浜のキャラも地味に熱い

先輩記者の山吹(前原滉さん)の「深刻に考えすぎるな」って言葉が、最初は軽く聞こえるけど、実はすごく優しい。
そしてデスクの北浜(赤ペン瀧川さん)の「騙されるなんてまっぴらだろ?」の一言が、まさに現場の現実。
この職場、厳しいけどちゃんと愛がある。
山吹の“真偽を確かめるための執念”に気づいて見方が変わる流れもよかった。
大人たちが本気で仕事してるの、シンプルにかっこいい。
日向子の成長を見守るポジションとして、この2人の存在がすでに尊い。

スクープとは何か、を問うドラマ

「事実を書くこと」と「誰かを傷つけること」は、紙一重。
第1話はそこを正面から描いてて、ちょっとゾッとした。
SNSやAIが絡む時代に、“真実”の線引きがどれだけ難しいかを突きつけてくる。
日向子の“迷い”が、そのまま視聴者の問いになってる感じ。
「週刊誌の存在意義って何だろう」って言葉が、ちゃんと次回への宿題になってる。
この問いがどう進化していくのか、楽しみすぎる。

まとめ

第1話は、“記者の初仕事”としてのリアルと苦味が詰まってた。
信田日向子(奥山葵さん)の真っすぐさが、眩しくて切ない。
騙されても、失敗しても、ちゃんと成長の糧にしていく姿が応援したくなる。
スクープって“暴くこと”じゃなくて、“真実に近づく勇気”なんだって教えられた気がする。
深夜ドラマなのに完成度が高すぎて、次回が気になって眠れない。
(ゆめのん)

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