しあわせな結婚 最終回、幸太郎の再プロポーズに胸が震えた(感想)(ネタバレがあります)

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第9話で最終回を迎えた「しあわせな結婚」。幸太郎(阿部サダヲさん)とネルラ(松たか子さん)の物語は最後までスリルと愛情が交錯する展開だった。彼女のさらなる秘密、そして布勢(玉置玲央さん)の絵にまつわる真実。それでもネルラを受け止めようとする幸太郎の言葉が、視聴者の心を震わせた。

ネルラが抱え続けた秘密

15年前の事件の真相を追っていく中で、ネルラ(松たか子さん)が布勢(玉置玲央さん)の絵を代わりに描いていたことが判明。遊び心から始まった代筆が、やがて布勢の焦燥や憎悪を生む原因となっていた。ネルラの罪悪感は想像以上に重く、彼女の人生を縛り続けていた。秘密を打ち明けるその姿は、脆さと強さを同時に感じさせ、松さんの存在感が光っていた。

オークション会場での対峙

幸太郎(阿部サダヲさん)がたどり着いたのは布勢の絵が出品されるオークション会場。ネルラが巨大なハサミを手に布勢の作品へ向かおうとする瞬間、彼は彼女を必死に止めた。第2話以来登場していたハサミがここで再び登場し、緊迫感が一気に高まる。凶器かもしれない緊張と、ネルラの不安定さ。それを包み込む幸太郎の言葉が、このシーンを決定的に印象づけた。

幸太郎の愛の告白

「過ぎたことは過ぎたことだ。君は“股関節の女”だろ!」。突拍子もない比喩に込められた、力強く生きろという願い。ネルラ(松たか子さん)の弱さを否定せず、一緒に背負うと誓う幸太郎(阿部サダヲさん)の再プロポーズは、視聴者に深く響いた。「離婚したくなったらまた離婚すればいい。また追いかけて結婚するから」という不器用でしつこいほどの愛の表現は、彼らしい誠実さの証だった。

不思議で愛しいネルラ

ネルラが最終話でも見せたミステリアスさは健在。イタリア語で「死ぬときは一緒」と寝言をつぶやく姿は意味深で、でも愛の告白のようにも聞こえた。独特な寝相に戸惑いつつも「果てしなく不思議だ」と感じる幸太郎。松さんの演じるネルラは最後まで謎めいていて、それが魅力を一層引き立てていた。

まとめ

「しあわせな結婚」の最終回は、ネルラの秘密と幸太郎の愛がぶつかり合い、深い余韻を残す回だった。彼女を否定せずに抱きしめ、再び結婚を誓う幸太郎の姿は、阿部サダヲさんの真骨頂とも言える温かさと粘り強さにあふれていた。ミステリアスなネルラと不器用な幸太郎が歩むこれからの結婚生活は、サスペンスと愛情の入り混じった“しあわせ”そのものだった。
(ゆめのん)


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