『シナントロープ』、都成の判断が一気に主人公すぎた回(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

本日予約開始のコミック本を楽天ブックスでチェック
90日以内に発売予定の最新コミック本をAmazonでチェック

第10話、静かに進んでたのに途中から心拍数上がりっぱなし。
都成剣之介(水上恒司さん)が動いた瞬間、画面の空気がガラッと変わる。
バーガーショップの日常が、もう完全に戻れないところまで来た感じ。
SNSがザワつくのも納得の展開で、見終わったあともしばらく落ち着かなかった。

荒らされた店内が示す「日常の終わり」

デート翌朝、シナントロープに来た都成(水上恒司さん)が見る荒れた店内。
あの静まり返った感じ、嫌な予感しかしない。
スタッフが集まっても、水町ことみ(山田杏奈さん)と連絡がつかないのが余計に不安。
壁に書かれた「シマセゲラを連れてこい」の文字、意味が分からないからこそ怖い。
ここで完全に、ただの青春群像じゃなくなったって実感した。

環那の告白で一気に見える裏側

室田環那(鳴海唯さん)の「ごめん…みんな…」から始まる告白。
折田やバーミン、裏カジノ、全部が一本につながる瞬間。
借金って弱みを突かれて情報を流してたの、責めきれないのがつらい。
この世界、善悪がはっきりしないのが一番しんどいところ。
スタッフ全員が同じ土俵に引きずり込まれた感じがした。

ネットカフェで一気に高まる緊張感

都成(水上恒司さん)が思い出す、龍二(遠藤雄弥さん)の言葉。
オレンジの目出し帽=クルミを探しに行く判断、もう覚悟決まりすぎ。
そこに龍二と久太郎(アフロさん)が現れる流れ、タイミング悪すぎ。
「クルミって人探してるんだけど」って聞いた瞬間、胃がキュッてなった。
都成が即逃げたの、正解すぎる。

都成がクルミを連れて走る瞬間

コリンランドリーでクルミを見つけて、腕つかんで走り出す都成。
あの一連の流れ、迷いがなさすぎて普通にかっこいい。
さえない大学生だったはずなのに、完全に修羅場慣れしてる。
危機一髪なのに、どこか勢いで突破してく感じが都成らしい。
SNSで「都成かっけ」って言われるの、素直にわかる。

電話番号チラ見せが絶妙すぎた

「シイの電話番号、一瞬だけ見せて」って頼む都成(水上恒司さん)。
それを本当にチラッと見せるクルミ、この関係性なんなの。
一瞬で記憶する都成の能力も地味にすごい。
緊張感ある場面なのに、会話のテンポが軽くてちょっと笑う。
この漫才感があるから、重くなりすぎないのがこの作品っぽい。

都成はもう戻れないところに来てる

今回の行動で、都成は完全に「巻き込まれた側」じゃなくなった。
自分から危険に踏み込んで、人を連れて逃げる選択。
水町(山田杏奈さん)の存在も含めて、背負うものが増えていく。
優しさと覚悟が混ざった感じが、見てて怖くもある。
ここから先、簡単に助かる道はなさそう。

まとめ

第10話は、都成剣之介(水上恒司さん)が一気に物語の中心に立った回だった。
クルミを連れて逃げる判断が、物語を次の段階に押し上げた感じ。
日常と裏社会が完全に交差して、もう引き返せない空気。
緊張感と軽さが同居してるのが、このドラマの強み。
次回、誰が無事でいられるのか、不安しかない。
(あやぴょん)