『シナントロープ』第3話、奈々ちゃんの励ましがやさしすぎて泣いた(感想)(ネタバレがあります)

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第3話は、派手な事件よりも心の動きがメインだった。
田丸哲也(望月歩さん)が落ち込むたび、奈々(影山優佳さん)の言葉がそっと背中を押してた。
強盗事件の余韻が残る中で、彼らの会話だけが穏やかに光って見えた。
SNSで「さとちゃんかわいすぎ」「田丸うらやましい!」って声が溢れるのも納得。
あの空気、優しさの塊だった。

「シナントロープ」が閉店、そしてことみ(山田杏奈さん)の決意

バーガーショップ「シナントロープ」は、強盗事件のせいで閉店を宣告される。
バイト仲間たちの間に流れる静かな絶望。
そんな中で、水町ことみ(山田杏奈さん)が「それなら私にこの店をやらせてください」と言った瞬間、場の空気が一気に変わった。
誰もが驚く中、彼女だけは本気の目をしていた。
環那(鳴海唯さん)だけが協力を辞退したけど、他の6人が残る決意をする流れが熱かった。
青春群像って、こういう“誰かの覚悟”で回り出すものなんだな。

田丸(望月歩さん)の不安と奈々(影山優佳さん)の励まし

静かな事務所で、田丸が描いた絵を見つめる奈々。
「すごいですよね、田丸さんの絵。プロになるんですか?」って問いかけのトーンが優しくて、もう惚れるレベル。
「なれたらいいなぁ」って小さく笑う田丸の声が、夢と現実の境目みたいで切ない。
「人と比べちゃダメです。田丸さんにしか描けないものってあるはずだから」
このセリフ、脚本じゃなくて影山さんの素の言葉みたいに響いた。
その瞬間、田丸の顔がふっと明るくなって、「自信取り戻していくよ」って笑う。
こんな静かな恋の芽生え、ドラマで久々に見た。

都成(水上恒司さん)たちの空気の変化

都成剣之介(水上恒司さん)は今回あまり多く語らないけど、沈黙の中に焦りが見えた。
ことみ(山田杏奈さん)を支えようとする気持ちと、自分の無力さに押し潰されそうな表情。
“普通の大学生”が事件をきっかけに、少しずつ何かを背負っていくのがこのドラマの深み。
キバタン(坂東龍汰さん)もムードメーカーとして場を明るくしてたけど、彼の笑い方にもどこか影があった。
この店の中に、それぞれの秘密が少しずつ滲み出してる感じがゾクッとくる。

SNSが沸騰した「さとちゃんと田丸くん」現象

放送後、タイムラインが“さとたま”一色。
「田丸くんうらやましい!」「影ちゃん積極的」「2人の空気尊すぎ」など、恋愛ドラマ顔負けの盛り上がり。
派手なキスシーンがあるわけでもないのに、たった数分の会話でここまで盛り上がるのは珍しい。
それだけ、田丸と奈々のやり取りが“本物っぽかった”んだと思う。
お互いの不器用さと優しさが、ちゃんと伝わってくる。
このまま恋になるのか、それともただの“居場所”として残るのか。
どっちに転んでも、目が離せない。

まとめ

第3話は、事件の裏で“人のやさしさ”が光った回だった。
田丸哲也(望月歩さん)の不安も、里見奈々(影山優佳さん)の励ましも、全部が静かで美しい。
都成剣之介(水上恒司さん)やことみ(水町ことみ/山田杏奈さん)の決意も重なって、シナントロープという場所に再び温度が戻った気がした。
強盗事件の真相よりも、今は“誰かを信じる力”に惹かれる。
この作品、どんどん心に染みてくる。
(あやぴょん)

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