第2話、空気の温度がやさしすぎた。
由宇(葵わかなさん)と真央(神尾楓珠さん)の再会はまだ痛みを残してるのに、その隙間にすっと差し込む野北(白洲迅さん)の優しさがあたたかい。
恋が終わった人たちが、それでも誰かに救われていく——そんな瞬間を見た気がした。
「終わる」って言葉が少しだけ優しくなる回だった。
3年ぶりの再会、由宇(葵わかなさん)と真央(神尾楓珠さん)の“よそよそしい距離”
高校の卒業式から始まった2人の恋。
でも3年ぶりの再会は、笑顔よりも静寂が先にあった。
会議で真央(神尾楓珠さん)が「高校の同級生で友達です」って紹介した瞬間、由宇(葵わかなさん)の心の音が止まった気がした。
“久しぶり”の一言も、氷みたいに冷たく響いて。
葵わかなさんの繊細な表情、見てるこっちが息止まる。
もう戻らないことをわかってるのに、少しだけ期待してしまうその感じが痛いほどリアルだった。
公園のボートシーン、優しさと諦めが並んで座ってた
資料集めのために2人で出かけた公園。
最初は気まずい沈黙が続いてたけど、ボートに乗って少しずつ空気が柔らかくなる。
「友達、いいと思う。今から友達になろう」って由宇(葵わかなさん)が笑う場面、泣き笑いみたいで切なかった。
神尾楓珠さんの目線がどこか遠くて、答えられない想いを飲み込んでる感じ。
あのボート、まるで過去と現在の間を漂ってるみたいだった。
水面に映る二人の影が、すでに別の人生を歩き始めてるように見えて少し苦しかった。
野北(白洲迅さん)の優しさ、まっすぐすぎて胸があったかくなる
そして帰り道。
偶然コンビニで出会う野北(白洲迅さん)と由宇(葵わかなさん)。
誕生日が同じという偶然、夜風、アイスの甘さ。
全部が小さな奇跡みたいで、やさしくて。
「大丈夫?しんどくない?」って野北が言った瞬間、心の奥で何かが解けた。
白洲迅さんの声が低くて柔らかくて、本気で人を気遣う響きがあった。
由宇の肩に誰かがそっと手を置いてくれる、そんな救いのシーン。
この瞬間、SNSが“野北さん”で埋まったのも納得。
SNSが沸騰「野北さん優しい」「もうしんどい同士付き合っちゃえ」
放送後のタイムラインは、ほぼ「野北さん祭り」。
「優しい大人の男ってこういうこと」「メロい」「野北さんがいい(クソデカボイス)」なんて声が飛び交ってた。
みんな彼の“押さない優しさ”にやられてた。
強く引っ張るんじゃなくて、相手の痛みをちゃんと見てくれるタイプ。
白洲迅さんの落ち着いた空気感が完璧すぎて、由宇とのツーショットがどの瞬間も絵になってた。
SNSでも「野北×由宇コンビ、推せる」ってコメントが多くて、恋の新しい形が始まる予感。
“終わり”のその先にあるもの、ドラマ全体のテーマがじんわり滲む
「誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり」。
そのテーマが、第2話でようやく体温を持った気がする。
真央(神尾楓珠さん)との恋は確かに終わってる。
でも、野北(白洲迅さん)との出会いが、由宇(葵わかなさん)に新しい呼吸をくれた。
失恋って、終わりじゃなくて“誰かに優しくなれる始まり”なんだと思わせてくれた。
このドラマ、静かで、でも確実に心を動かしてくる。
まとめ
第2話は、“やさしさの再定義”みたいな回だった。
由宇(葵わかなさん)の笑顔が戻っていく過程も、野北(白洲迅さん)の言葉も全部リアル。
真央(神尾楓珠さん)の存在はまだ消えないけど、痛みの形が少しずつ変わっていくのが分かる。
恋が終わるたびに人はちょっとだけ強くなる——そんなメッセージが静かに届いた。
見終わったあと、胸の奥がじんとあったかい。
次の“恋の予感”が、怖いほど楽しみ。
(あやぴょん)
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