都成剣之介(水上恒司さん)がふらっと夜道を歩いてただけなのに、展開が急にダークに落ちてく感じがすごくて、見てるこっちの心のペースまで狂った。
ことみ(山田杏奈さん)の記憶も、カシュー(中山求一郎さん)の過去も、折田(染谷将太さん)の狂気も全部いっきに詰め込まれてて、呼吸が浅くなる回。
そしてラスト、折田がやらかした瞬間、手足が冷えた。
これは…第何話とかじゃなく、“事件”って呼びたくなるレベルのインパクト。
都成剣之介(水上恒司さん)とゾンビみたいな男の“再会”が不穏すぎる
都成(水上恒司さん)が夜に歩いてたら、前にも追ってきた強面の男(松角洋平さん)と遭遇するの、偶然に見えて全然偶然じゃない空気。
男の正体が刑事で、「ゾンビみたいな薬物依存者を見なかったか?」って聞いてくるシーン、笑っていいのか緊張すべきなのか心が揺れる。
都成が「駅前で見ました!」って普通に答えちゃうのもらしくて、そのピュアさが逆に怖い。
“シナントロープ”の世界、最初はゆるい雰囲気だったのに、気づけば闇がすぐ隣にある感じで空気が冷たい。
都成の知らないところで、もっとやばいことが動いてる匂いがした。
ことみ(山田杏奈さん)の“5歳の記憶”が暗すぎて胸がぎゅっとなる
奈々(影山優佳さん)の家に泊まってることみが、ふと昔の“監禁”の光景を思い出すの、本当に静かに怖い。
子どもの記憶って曖昧なのに、強烈なものだけは色まで残る、あの感じ。
ことみの心の奥にある痛みが一瞬で立ち上がって、明るい彼女とのギャップで胸が締めつけられる。
彼女のストーリー、まだまだ深い闇があるのが伝わってきて、次に何が出てくるか分からなくてドキドキ。
都成との距離が縮まりそうで縮まらない理由も、この記憶が静かに邪魔してそうで切ない。
山小屋での“カシュー尋問”が地獄みたいに重い
龍二(遠藤雄弥さん)が折田(染谷将太さん)に、カシュー(中山求一郎さん)と「キノミとキノミ」の過去を語り出すあたりから、空気が濃くなる。
ドラムのシーが“シマセゲラ”で間違いないって言うのも伏線の匂いが濃くて、ただの回想じゃ終わらないやつ。
しかもカシューが「昔やべー奴の息子を殺しかけた」って言った瞬間、背中に冷たい汗。
このドラマ、言葉ひとつで場の温度が変わるのほんと怖い。
折田が“クルミを捕まえる”って言い出した時点で、嫌な未来の影がくっきり見えた。
折田(染谷将太さん)のイラつき→ナタ→そして銃…恐怖の流れが速すぎる
カシューが「この手じゃ楽器弾けねぇ」って怒鳴ったとき、折田の笑顔がめちゃくちゃ不気味で、感情の向き方がおかしいのがはっきり分かる。
「龍二、外見張ってて」って言いながら久太郎(アフロさん)にナタを渡すのも冷静すぎて怖いし、久太郎がためらった瞬間の“イラつきの加速”が異常レベル。
そして——銃声。
折田がカシューを撃ち殺した瞬間、心臓が変な跳ね方した。
その場の空気ごと凍るみたいな衝撃で、画面の明るさまで沈んだ気がした。
SNSが「エッグい」「マジで声出た」って荒れてたのも納得しかない。
久太郎(アフロさん)が唯一“まとも”だったのが逆に切ない
久太郎がカシューに命乞いされて迷った瞬間、なんか救われた気がした。
この世界、まともな人間ほぼいないのに、彼の迷いだけは普通の感覚で、それが逆に胸に刺さる。
だからこそ折田の狂気が際立って、あのシーンの重さがさらに増す。
久太郎の優しさが一瞬光ったのに、それすら折田に踏みつぶされるのがしんどい。
感情のやり場なくて、見てるこっちまで呼吸が浅くなった。
まとめ
今回のシナントロープ、笑える瞬間があるのに、気づけば心がずっと緊張してるような空気だった。
都成剣之介(水上恒司さん)の日常のズレと、ことみ(山田杏奈さん)の過去の闇と、折田(染谷将太さん)の狂気が全部一気にせり上がってきて、胸の奥が落ち着かない。
カシュー(中山求一郎さん)とのやり取りの果ての銃声は、もう“事件”レベルで衝撃。
久太郎(アフロさん)の迷いだけが人間らしくて、それが救いにもなるし、余計に切なくもなる。
この先どうなるのか本当に読めなくて、怖いのに続きが気になりすぎる。
(あやぴょん)

