第10話、静かに始まったのに心の落ち着きゼロ。
水町ことみ(山田杏奈さん)がさらわれたって情報だけで息が浅くなるし、都成剣之介(水上恒司さん)の動揺がそのまま空気に伝染してくるみたいで胸がざわついた。
しかも木場幹太(坂東龍汰さん)と室田環那(鳴海唯さん)の連携が想像以上で、シナントロープの世界がさらに深いところに沈んでいく感じがすごかった。
スタッフ同士の信頼と罪悪感が入り混じって、ほんの一言でドラマの温度が変わる回だった。
店が荒らされて、水町の行方不明という最悪の朝
都成剣之介(水上恒司さん)がデート後の浮かれムードのまま店に来た瞬間、荒れたシナントロープの光景を見て一気に崩れ落ちる気配が伝わった。
スタッフたちも駆けつけたものの、水町(山田杏奈さん)とは連絡がつかず、壁に残された「シマセゲラを連れてこい」の文字が不穏すぎる。
状況が読めないのに嫌な予感だけは全員で共有している、あの静かな混乱が怖い。
日常が一晩で裏返る瞬間って、こんなにも肌がざわっとするんだと妙に実感させられた。
環那(鳴海唯さん)の告白で全員の認識が一気に塗り替わる
「ごめん…みんな…」って環那(鳴海唯さん)が言った瞬間、空気がぎゅっと締まった。
裏カジノに巻き込まれ、折田浩平(染谷将太さん)に情報を流していたと明かす勇気が痛いほど伝わる。
スタッフみんなが抱えていた“何かがおかしい”という違和感が、環那の告白でようやく線としてつながる。
バーミンの存在、脅迫、そして水町の失踪。
全部が一本の軸に収まるのに、安心じゃなくて震えが走るのがこのドラマのすごさ。
折田のマンションへ向かう木場(坂東龍汰さん)と環那の覚悟
水町を助けるため、木場(坂東龍汰さん)と環那(鳴海唯さん)が行動に出る流れがとにかく熱い。
マンション前で偶然会ったアレックス(厚切りジェイソンさん)から部屋の情報を引き出すのも、二人の必死さがにじんでて胸がぎゅっとなる。
アレックスの恋人も自然に巻き込まれちゃう形なのに、情報をくれるあたりの繋がりがじんわり来た。
「行かないと後悔する」って空気がふたりの背中を押している感じで、この段階ですでに手汗が止まらない。
ベランダからロープで降りる環那の無茶と木場の必死の時間稼ぎ
「私が降りる」って環那(鳴海唯さん)が言い切ったとき、覚悟の重さが伝わりすぎて息が止まりそうになった。
アレックス部屋のベランダからロープ一本で下へ降りるなんて、危険すぎるのに迷わない姿がかっこよすぎる。
木場(坂東龍汰さん)は下の階の住人に必死で話しかけて、窓の外を見させないように時間を稼ぐ。
そのドタバタなのに本気さが伝わる掛け合いが、妙に胸に刺さった。
画面越しなのに緊張しすぎて手が冷たくなるくらいだった。
侵入に成功するも水町の姿はなく、流れた血に凍る
環那がロープで降りて無事に折田の部屋に侵入できた瞬間、「よかった…」と思うと同時に呼吸が浅くなる。
木場も上の階の住人との会話を何とかつないで、場を保っているのが伝わってくる。
でも、水町(山田杏奈さん)の姿はどこにもない。
そして環那の腕から流れる血が、ふたりの無茶と焦りを象徴するみたいに赤くて、胸が詰まる。
助けたい気持ちが強いほど、画面の緊張感が痛いくらい心に入り込んできた。
SNSも大盛り上がりになるほどの連携シーン
「環那さんかっこよすぎ」
「鳴海さんスタント無し?すごい」
「キバタン(坂東龍汰さん)優しすぎる」
SNSの反応がまさに嵐みたいで、それくらい二人の動きが胸に刺さったんだなと納得。
緊張と不安と希望がぐちゃっと混ざらないギリギリのラインで保ってるの、見る側の心も揺さぶられまくった。
あの連携は“信頼”そのものだったと思う。
まとめ
第10話は、人間関係の温度が一気に跳ね上がるような回だった。
木場(坂東龍汰さん)と環那(鳴海唯さん)の行動は、恐怖より「助けたい」が勝ってるのが伝わってきて胸が熱くなる。
都成(水上恒司さん)の焦り、スタッフたちの不安、バーミンの影。
全部が重なった結果のあの連携で、物語が動く瞬間の迫力がすごかった。
まだ水町(山田杏奈さん)が見つからないままなのが、次への不安を残したまま心にひっかかって離れない。
(あやぴょん)

