第3話、最初から最後までずっと不穏で、なのにちょっと笑える瞬間も挟まってくるから感情の置き場が迷子になる回だった。気づいたら画面に前のめりになってて、瞬き忘れてたタイプのやつ。
繭みたいな現場、ビジュアルのインパクトが強すぎる
温泉街で起きる連続事件って時点でもう不気味なのに、現場の“包まれ方”が独特すぎて、普通のミステリーとは空気が全然違う。
説明されすぎないからこそ想像が膨らんで、じわじわ怖さが増していく感じがずっと続く。
しかも毎回残される図形と文字の暗号、意味ありげなのに全然読めなくて、こっちまで一緒に考えちゃうのが悔しいところ。
洋輔の限界顔、レアすぎて逆に刺さる
一ノ瀬洋輔(松田龍平さん)が三日三晩考え続けても分からないって、もう事件のレベルが違うって証明みたいなもの。
普段は淡々としてる洋輔が、明らかに疲労で思考止まってる感じの表情してるの、かなり珍しくて印象に残る。
春藤慶太郎(光石研さん)の「頼るしかない」って空気も重なって、チーム全体が追い詰められてる感じがリアルに伝わってくるのがつらいけど良い。
クイズ王の登場で、空気が一気に変わる
清水としのり(大倉孝二さん)と室町圭(水澤紳吾さん)と一緒に向かう先が、まさかの元クイズ王って展開、ちょっと笑いそうになるのに、実際会うと雰囲気が想像と違ってゾクっとする。
昭和の終わりに活躍してたって設定も含めて、過去と今が交差する感じがこの事件と妙にリンクしてて、ただの助っ人枠じゃない空気が漂ってるのが怖い。
この辺りから、物語が一段階ギア上げてきた感じがして、静かなのに緊張感だけがどんどん積み上がっていく。
まさかのFBI登場で、方向性が読めなくなる
アメリカから突然やってくるFBI捜査官って設定、普通なら派手になりそうなのに、このドラマだと逆に不安材料にしかならないのがすごい。
スケールが広がったはずなのに、安心感ゼロで、むしろ「この事件、そんなレベルなの…?」って背筋が冷えるやつ。
しかもこの人の登場、ただの賑やかしじゃないのが後からじわっと分かってくるタイプで、見終わったあとに「あのシーン、そういう意味だったのかも」って何回も思い返しちゃう。
あの瞬間の違和感、見た人なら絶対覚えてる
終盤のとあるやり取り、台詞自体は何気ないのに、空気だけが一気に変わる瞬間があって、そこが本当に忘れられない。
派手な演出じゃないのに、直感的に「何かおかしい」って感じるあの感覚、ミステリー好きにはたまらないタイプの仕掛け。
答えを教えてくれないまま、でも確実に次の段階に進んだって分かる終わり方で、頭の中ずっと事件のこと考えちゃう余韻が強すぎた。
全体として、怖さ・笑い・知的好奇心が全部混ざってて、シリーズの中でもかなり印象に残る回。軽く見られる雰囲気なのに、内容はしっかり重たいのがこのドラマのずるいところだと思う。

