第2話、まさか広中(安藤政信さん)にこんな癒やされ方するとは思ってなかった。
いつもクールで少し影のある役が多いから、柔らかい笑顔に心が追いつかない。
妻夫木聡さん演じる栗須との出会いの場面、空気がふっと軽くなる感じが印象的だった。
競馬の世界を描いてるのに、すごく人間くさい温度がある。
“勝負”より“信頼”がテーマになってきた気がする。
栗須(妻夫木聡さん)と広中(安藤政信さん)の出会いが温かい
栗須は人生で何度も壁にぶつかって、それでも立ち上がろうとしてる。
そんな彼の前に現れたのが、調教師・広中。
「先生はやめてください、『広中』でいいです」って言葉がめちゃくちゃ印象的だった。
上下関係よりも“人と人”として関わりたいっていう誠実さがにじみ出てた。
安藤政信さんの穏やかな声が、そのままキャラクターの信念を表してるみたい。
栗須が「この人とならやっていける」って確信した空気、すごくリアルだった。
イザーニャとファイトの入れ替え作戦に鳥肌
広中がロイヤルファイトとロイヤルイザーニャの向き不向きを見抜くシーン。
それぞれの特性を“ゼロから見直す”という姿勢がかっこよかった。
芝とダートを入れ替えるって、一見無謀なのに理論が通ってて納得できる。
その判断が的中して、イザーニャが未勝利戦を制した瞬間の爽快感がすごい。
レースの映像だけじゃなく、広中の真剣なまなざしに熱がこもってた。
この勝利が、ただの偶然じゃなく“人を見る力”の証明に感じた。
広中の“いい人感”が新鮮で刺さる
これまで悪役や闇を抱えた役が多かった安藤政信さん。
だからこそ、今回の広中みたいに真っ直ぐで温かい役が際立ってる。
“チャーミングなのに熱い”ってSNSの感想、まさにそれ。
言葉の選び方や間の取り方が柔らかくて、馬にも人にも同じ距離感で接してる感じがする。
観てる側まで心が整うような穏やかさがあった。
悪役の“静かな怖さ”じゃなく、“静かな信頼”を演じてるのがすごい。
山王耕造(佐藤浩市さん)との関係も気になる
山王(佐藤浩市さん)と栗須(妻夫木聡さん)の緊張感ある関係の中で、広中の存在が癒やしだった。
耕造が競馬事業部撤廃を受け入れざるを得なかった時の重い空気を、広中が少し和らげる。
人の意地と現実の間にあるグレーな部分を、彼の言葉が中和してくれる。
“勝たなければ消える”世界の中で、純粋に馬を見つめる姿勢が救いだった。
この3人の立場の違いが、今後どう絡んでいくのかも楽しみ。
SNSでも「広中が癒し」と話題に
放送後は「安藤政信が悪役じゃないの新鮮」「今回はめっちゃいい人!」「報われてほしい」とコメント続出。
「裏があるのかと思ったら本当にいい人でびっくり」という声も多かった。
確かに、あのナチュラルな優しさはちょっと疑いたくなるレベル。
でもラストまで見たら、本当に“馬と人を信じる男”だった。
こういう安藤政信さん、もっと見たいって思えた回だった。
まとめ
第2話は、競馬ドラマの中にある“人と人の信頼”をしっかり描いた回だった。
妻夫木聡さんの不器用な真っ直ぐさと、安藤政信さんの柔らかな情熱。
二人の対話が心地よくて、画面の空気が温かかった。
イザーニャの勝利は、ただのレースの結果じゃなく、関わる人たちの“再生”の象徴。
広中の笑顔が、そのすべてを包み込んでいた。
次回も、このチームがどんな奇跡を見せてくれるのか期待しかない。
(みかんてぃ)

