「第2話やばかった…!」って思わずスマホ握りしめた。
栗須(妻夫木聡さん)が全力で走る人の尊さを見せてくるし、耕造(佐藤さん)の圧もデカくて胃がキュッてなる。
でも優太郎(小泉孝太郎さん)の一言で空気が一変、そこへ広中(安藤政信さん)が風穴開けてくるの、テンポ良すぎ。
ゴール板を切る瞬間まで息止めてた。
胸の奥が熱くなるってこのこと。
第2話のざっくり:ロイヤルイザーニャが空気変えた
ロイヤルヒューマンに入った栗須(妻夫木聡さん)は、競馬事業部の専任秘書として右へ左へフル稼働。
会社の事情も現場のリアルも背負いながら、それでも前見て歩いてくタイプ。
そんな中で出てきたのが、芝に挑む牝馬・ロイヤルイザーニャ。
歩き方にクセがあるって言われる子なんだけど、走り方は素直で芯が強い。
彼女の存在が、重たい雰囲気にフレッシュな風を入れてくれて、「この回、絶対何か変わる」って空気がスクリーン越しに伝わる感じ。
たとえば、会議室の沈黙にストレッチの効いた希望が混ざるというか、視線が自然に前方へ引っ張られるというか、そんなムードがじわっと広がった。
栗須(妻夫木聡さん)の涙が刺さる理由
ラストの涙、ただの感動演出じゃない。
栗須(妻夫木聡さん)って、誰かの“勝ち”をつくるために自分の時間を削って動くタイプで、報われる瞬間をちゃんと見届けたい人。
だからこそ初勝利で感極まるの、めっちゃ腑に落ちた。
視線が揺れて、唇が震えて、こぼれる涙が「ここまでの小さな積み重ね、全部見てたよ」って語るのよ。
言葉にしないぶん、背中で語る。
静かな泣き方が逆に強い。
あの涙は自己満じゃなくて、チームや馬への“敬意の証明”。
誰かの努力が線になって結ばれた瞬間に立ち会うと、人ってこんなに優しくなるんだって思った。
耕造(佐藤さん)と広中(安藤政信さん)の火花
耕造(佐藤さん)は、勝ちを急ぐトップの目線。
合理的で、遠慮ゼロ。
だからこそ調教師への踏み込みも強めで、摩擦は避けられない。
一方の広中(安藤政信さん)は“馬を観る”職人。
ロイヤルイザーニャを芝へ、という逆転の発想をさらっと出す胆力が粋。
正面衝突のあと、栗須が間に入って熱を冷ますの、ナイス判断。
意地と矜持がぶつかる現場で、最終的に「馬にとって最善」を軸に折り合う流れが清々しい。
どっちも間違ってないからこそ、落とし所が価値観の再確認になるのが良かった。
結果、チームの視界が一段クリアになって、勝ち筋が見えた瞬間の空気、ほんと好き。
優太郎(小泉孝太郎さん)の“宣告”が走らせたもの
「今年中に中央で1勝できなかったら競馬事業部撤廃」って、優太郎(小泉孝太郎さん)の言葉が冷ややかに響くんだけど、実は超リアルな起爆剤。
期限と数字って、現場の足を速くする。
プレッシャーで潰れるか、研ぎ澄まされるか。
今回のチームは後者で、焦りを推進力に変換できる人がそろってた。
特に栗須(妻夫木聡さん)の“走り回る勇気”が明確で、上からの要求をただ運ぶだけじゃなく、現場の意思を上に通すブリッジにもなってるのが最高。
リスクを背負い合う関係性って、勝った時に絆の密度が桁違いになるんだよね。
レース演出:中山芝2000mのドキドキが手汗もの
ゲートが開いた瞬間、画面の音がキュッと締まって鼓動だけが前に出る。
ロイヤルイザーニャがハナに立って、コーナーごとに脚色をチェックする広中(安藤政信さん)の目、黙って祈る栗須(妻夫木聡さん)、拳を握る耕造(佐藤さん)。
「行ける、まだいける…!」って小声を落とし込みながら、直線で後続が迫るたびに呼吸が浅くなる。
ラスト数完歩、画面の奥から風が吹いてくるみたいで、ゴール板を切った瞬間に肩の力がふっと抜けた。
SNSも「ドラマなのに手が汗ばんだ」「思わずガッツポーズ」って騒がしくて、わかる、その多幸感。
勝利の後、映った表情たちが美しかった。
まとめ
第2話は、“勝ちたい”が独り歩きせず、“勝たせたい”に変わった瞬間を丁寧に描いてきた回。
栗須(妻夫木聡さん)の涙は、努力の軌跡に光を当てるハイライトで、耕造(佐藤さん)や広中(安藤政信さん)、優太郎(小泉孝太郎さん)それぞれの立場が混ざって、チームの温度が一気に上がった。
ロイヤルイザーニャ、ただの一勝じゃない。
画面越しに背筋が伸びたし、次のゲート音がもう待ち遠しい。
(こころん)
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