第4話、普通に競馬ドラマだと思ってたのに、終盤で心臓つかまれた。
栗須(妻夫木聡さん)のまっすぐな目が映るたびに「何か起こる」って空気が震える感じ。
ロイヤルホープの疾走もヤバかったけど、ラストの“あの告白”がすべてを持ってった。
穏やかに終わると思ったら、人生って急カーブを描く。
SNSが一斉に「え、嘘でしょ…」ってざわつくの、わかる。
ロイヤルホープ、まさかの101.9倍からの奇跡
ロイヤルホープが出てきた瞬間、空気が張りつめた。
育成牧場での暴れっぷりからは想像できないほど、デビュー戦では光を放ってた。
ジョッキーの佐木(高杉真宙さん)の手綱さばきが、まるで馬と心が通じてるみたいで。
スタート出遅れたのに、最後の直線での追い上げが鳥肌。
ヴァルシャーレを抜く瞬間のあの疾走感、画面越しに鼓動が重なるレベル。
101.9倍のオッズとか関係なく、希望ってこういうことなんだと思った。
栗須(妻夫木聡さん)と佐木(高杉真宙さん)の信頼が熱い
地方競馬出身の佐木を中央に連れてこようとする栗須の粘り強さ、あれはもう情熱そのもの。
過去に問題を抱えた佐木を信じる姿勢がまっすぐで、見てる方まで胸が熱くなる。
「チャンスは一度きりじゃない」って言葉が頭の中に残る。
そして、佐木もそれに応えるように走る。
どちらも不器用なのに、根っこの部分でつながってる感じが心を動かす。
競馬以上に“人の再生”を描いてる気がした。
耕造(佐藤浩市さん)という父の存在感
社長の耕造(佐藤浩市さん)は、ロイヤルホープを1億円で買った男。
けど、ただの金持ちじゃない。
その目の奥に、何かを取り戻そうとしてるような寂しさがある。
勝利の瞬間、誰よりも嬉しそうなのに、どこか影が差してる。
その理由が、最後の“隠し子報道”で一気に繋がる。
あの静かな笑顔が、伏線だったのかもしれない。
中条耕一(目黒蓮さん)の登場で物語が一気に動く
まさか中条耕一(目黒蓮さん)が耕造の隠し子だったなんて。
週刊誌の報道が流れた瞬間、空気が凍った。
優等生っぽい顔に、複雑な過去が隠れてたって展開、ズルい。
しかもその真実が“後継者争い”にまでつながるって、今後の波乱しか見えない。
「え、ここで明かすの!?」って思ったけど、むしろここからが本番っぽい。
静かな家庭ドラマの皮をかぶった壮大な人間ドラマ、って感じ。
勝利の歓喜から絶望の報道へ、落差がすごい
ロイヤルホープが勝った瞬間、栗須も耕造も笑ってた。
その笑顔が、10分後にはニュース速報で打ち消されるのが残酷すぎる。
祝福の拍手が一瞬でざわめきに変わる。
「幸せって、いつも予告なく終わるんだな」とか思ってしまった。
音楽も静かで、逆にリアル。
感動の余韻がそのまま崩れる感じが、人の心の温度をそのまま映してた。
まとめ
第4話は、競馬ドラマの枠を飛び越えて、人の欲と愛と秘密を全部詰め込んだ濃さだった。
ロイヤルホープの走りが奇跡を見せた後に、現実が容赦なく牙をむく。
栗須(妻夫木聡さん)の信念、佐木(高杉真宙さん)の覚悟、耕造(佐藤浩市さん)の過去、そして中条耕一(目黒蓮さん)の真実。
全部がひとつのレースみたいに絡み合って、息が抜けない。
次回までの一週間、頭の中でずっと蹄の音が鳴ってる。
(こころん)

