『ザ・ロイヤルファミリー』、第6話の“翔平、成長しすぎ問題”が胸にしみる(感想)(ネタバレがあります)

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第6話、ほんの少し前まであどけなかった翔平が、急に大人びた姿で画面に現れて、思わず「え、成長速度どうしたの?」って心が追いつかなくなった。
加奈子(松本若菜さん)が近くに来ただけで目をそらすあの感じ、声のトーンまで変わってて、成長ってこんなに一瞬で世界を変えるのかって思っちゃう。
栗須(妻夫木聡さん)が驚いた気持ち、こっちもめちゃ分かる。

競馬学校で一気に大人びた翔平、市原匠悟さんにバトンタッチ

これまで翔平を演じていたのは三浦綺羅さん。
第6話で親元を離れて競馬学校に通う設定になり、市原匠悟さんへ役が引き継がれた瞬間、画面の雰囲気がガラッと変わった。
制服の袖が少し大きく揺れる感じとか、立ち姿の硬さとか、背伸びしてるわけじゃなくて自然に成長してる空気があって、思わず目がじんわり。
「ロイヤルホープに乗りたい」って夢を語っていたあの頃の幼さがうっすら残ってるのに、芯の強さがもう青年のそれなんだよね。
ちょっとした仕草や視線が、時間の流れを一気に感じさせてきた。

加奈子(松本若菜さん)への反応がもう完全に思春期の男の子

加奈子が「風邪とか引いてないの?」って聞いた瞬間の、翔平の「うっせぇよ」。
あの言い方が優しさを拒絶してるわけじゃなくて、照れとか距離の取り方とか、まさに成長期そのもの。
加奈子の表情がふっと揺れたのが、見てるだけで胸に刺さる。
嬉しさと寂しさが入り混じった目だった。
親子ってこういう瞬間をちゃんと通過するんだなぁって、しみじみ感じた。
たった一言なのに、母子の距離がちょっと変わっていくのがわかるのが切ない。

栗須(妻夫木聡さん)も思わず驚く“別人みたいな成長”

栗須が「うわ~大人っぽくなったね」って言ったとき、本当にそのままの気持ちだった。
翔平の身のこなしとか、返事の仕方が前とは全然違う。
会場に来た瞬間から目線がしっかりしてて、誰かに頼る雰囲気が抜けていて、あの栗須ですら戸惑ってるのが伝わる。
大人から見ても“急に成長してしまった子ども”ってこんなふうに見えるんだなと思って、胸の奥がキュッと締まった。
「少年」から「挑む側」へ変わっていく姿がそのまま映し出されていた。

佐木隆二郎(高杉真宙さん)への気持ちの変化がアツい

「会ってく?」と栗須に聞かれた翔平が、「やめときます。もう憧れじゃないから。ライバルだから」。
この一言がめちゃくちゃ良かった。
高杉真宙さん演じる佐木隆二郎を見上げてた頃の翔平じゃなくて、今は同じレーンに立とうとしてるんだって強さがにじんでる。
夢がただの憧れで終わらず、自分の足で向かっていく覚悟の表情に変わってて、“成長したなぁ”って噛みしめたくなるレベル。
口元をきゅっと結んだあの表情、ちゃんと未来を見てる目だった。

SNSが湧いた“翔平成長祭り”、視聴者の反応が優しい

放送後、タイムラインには「翔平変わってる!」「成長著しい!」「泣いた」「もう好青年じゃん…」みたいな声がズラっと並んでて、みんな同じ気持ちだったんだなってほっこりした。
「先週まで受験してたのに今週もう学校!?」ってツッコミも微笑ましくて、それだけ翔平の変化が強烈だったってこと。
画面越しに“時の流れ”が跳ねて伝わってくる回だった。
何気ない会話だけで視聴者が泣くくらい、彼の成長が自然で、でも特別で、すごく良かった。

まとめ

第6話は、翔平の成長がまるっと胸に迫る回だった。
市原匠悟さんが演じる少し大人びた翔平には、かつての無邪気さと新しい強さがちゃんと同居していて、その変化がドラマの空気を一段深くしていた。
加奈子(松本若菜さん)や栗須(妻夫木聡さん)の驚きも含めて、親子と家族と夢の距離が静かに動いたのが伝わってきて、見終わったあともしばらく余韻が残る。
こういう“成長の瞬間”を丁寧に描いてくれるの、本当に胸が温かくなる。
(みかんてぃ)