法廷の静けさに慣れてきたところで、最後に全部ひっくり返してくる感じ、さすがに感情追いつかなかった。
安堂(松山ケンイチさん)の表情がだんだん削れていくの見てるだけで胸が重くなるし、事件の行方も人間関係も同時に迫ってくるから、画面から目を離す余裕ゼロだった。
しかも最後の一言が強すぎて、余韻が全然引かないまま終わるの反則すぎる。
事故の裁判が想像以上にしんどい展開
八御見運送のドライバー・佐久間義之(清水伸さん)が事故で亡くなって、その娘の四宮絵里(伊東蒼さん)が会社を相手に訴訟を起こす流れ、最初から空気が重い。
過重労働が原因だって主張する絵里(伊東蒼さん)の必死さが痛いほど伝わってきて、声が震える場面は普通に息止まった。
でも被告側は佐久間の過失を押し出してきて、責任の押し付け合いみたいな構図が見えてきて、正義って何ってなる。
法廷のやり取りが淡々としてる分、感情のぶつかりが余計に鋭く刺さるのがこのドラマのきついところ。
安堂の悩みが仕事と直結してくる怖さ
安堂(松山ケンイチさん)が、自分のASDとADHDのことを職場に打ち明けるべきか悩んでるのも、今回かなり重かった。
言えば理解されるかもしれないけど、言ったことで立場が変わるかもしれないって不安がずっと顔に出てて、見てて苦しくなる。
松山ケンイチさんの演技が静かすぎて、逆に感情が漏れてる感じがリアル。
仕事はきちんとやりたいのに、自分の特性が足を引っ張るかもしれないって思ってるの、想像するだけでしんどい。
カバン紛失から一気に不穏ゾーン突入
帰宅中にカバンを忘れるってだけでも焦るのに、その中の手帳に書いてた重要な情報を誰かに見られてたって展開、背中が冷たくなった。
物は戻ってきたのに、安心できないっていうのが余計に怖い。
しかも内部告発するはずだった人物と連絡が取れなくなるし、被告側が原告の絵里(伊東蒼さん)を反訴して8000万円請求するとか、急に話がでかくなりすぎ。
偶然と悪意が混ざってる感じがして、どこからが事故でどこからが仕組まれたことなのか分からなくなる。
「お父さん」で全部持っていかれたラスト
自分のミスに打ちのめされた安堂(松山ケンイチさん)が、最高検察庁次長検事の結城(小木茂光さん)と向き合う場面、空気が張りつめすぎて息できなかった。
「僕には裁判官は向いていません」って弱音を吐くだけでも苦しいのに、最後に「そう思いませんか?…お父さん」って呼ぶの、心臓に直撃すぎる。
結城(小木茂光さん)が父親だったって事実、ここで出すの強すぎるし、今までの態度全部違って見えてくる。
この一言で人間関係も物語の軸も一気に深くなって、続きが気になりすぎる状態で終了なの、精神的に置いていかれる。
まとめ
第3話は裁判の重さと安堂(松山ケンイチさん)の個人的な苦しさが同時に押し寄せてきて、感情の逃げ場がなかった。
絵里(伊東蒼さん)の訴えも、結城(小木茂光さん)の立場も、それぞれの正義がぶつかってる感じがリアルで、簡単に白黒つけられないのがつらい。
そこに親子関係まで絡んできて、法廷ドラマの枠を超えて人間ドラマの濃度が一気に上がった印象。
次の話でどこまで明かされるのか、心の準備が追いつかないまま待つことになりそう。
(こころん)

