『セラピーゲーム』第1話、静真の“距離感バグ”が生み出す胸キュンの嵐(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、30分があっという間だった。
静真(冨田侑暉さん)が湊(NAOYAさん)の頭をなでるシーン――たったそれだけなのに、空気が一変した。
優しさと無防備さ、そしてほんの少しの危うさ。
「初対面で頭なでるって何!?」「距離感バグすぎ!」とSNSがざわついたのも納得だった。
あの一瞬に、2人の関係の始まりと、物語の“化学反応”が詰まってた。

距離感ゼロの静真(冨田侑暉さん)、甘すぎる包容力

失恋して酔っ払った静真(冨田侑暉さん)は、まるで子犬みたいな天真爛漫さ。
「ブラコンやめる必要なんかない!」ってまっすぐ褒めて、いきなり頭をなでる。
普通なら警戒する距離感なのに、嫌味も下心もなくて、ただ温かい。
その“無意識の優しさ”に湊(NAOYAさん)が惹かれていくのも自然すぎる。
頭をなでる指先が、本当に“獣医学生らしい”優しさで、まるで心まで撫でられてるようだった。
この演出、キュンを通り越して浄化レベル。

湊(NAOYAさん)のツンデレ心の声が可愛い

「家族でもないのに、距離感バグってるやつ大嫌い」って思いながら、静真を見つめてしまう湊。
表情と心の声のギャップが最高だった。
“ツン”を装いながら、心の奥ではもう“デレ”始めてる。
そして「ノンケに手を出すつもりなんてなかったのに」というモノローグ。
この一言が、まるで恋の始まりのサインみたいでゾクッとした。
NAOYAさんの繊細な目の演技が、完全に“恋の予感”を語ってた。

“恋の復讐”と“癒し”が交差するドラマの構造

湊が「落としてやる」と宣言することで始まる“恋の駆け引き”。
でも、この物語の根っこは“復讐”じゃなくて“癒し”だと思う。
静真は傷ついても他人を責めない。
「苦しいけど、相手には幸せになってもらわないと困る」って言える彼の強さに泣きそうになった。
そしてそんな静真を見て、湊の中の氷が少しずつ溶けていく。
タイトルの「セラピーゲーム」って、本当に“心の治療”の話なんだと感じた。

バーの空気感が絶妙。サブキャラも良い

舞台となるミックスバーの雰囲気が温かくて心地よい。
山中崇さん演じるママの存在が、2人の出会いをやさしく見守るようで素敵だった。
「甘やかさないで」と言いつつ、誰よりも彼らを理解している。
BLドラマにありがちな“閉じた空間”じゃなくて、人間ドラマとしても見応えがある。

“頭なで”がすべてを変える一瞬

初対面で頭をなでる。
それだけで関係の温度が一気に上がる。
その“撫で方”が、恋の始まりでもあり、湊にとっての“セラピー”でもある。
触れた瞬間に心が動く――このドラマ、そういう繊細な瞬間を丁寧に描いている。
「犬をなでるみたい」「距離感バグ」とSNSで言われてたけど、
それはつまり、“心の壁を飛び越える手”ってことなんだと思う。

まとめ

第1話は、“出会いの衝撃”と“癒しの予感”が完璧に融合していた。
静真(冨田侑暉さん)の人たらしぶりと、湊(NAOYAさん)の不器用な心の動き。
優しさが恋に変わる瞬間を、まるで空気で感じ取るような脚本と演技だった。
「セラピーゲーム」は、恋愛だけじゃなく、人の心をどう受け止めるかを描く物語になりそう。
次回、湊が仕掛ける“恋のゲーム”がどんな方向に転ぶのか、もう待ちきれない。
(ほのりん)

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