『新東京水上警察』第4話、涙と爆発とモールス信号で心が追いつかない(感想)(ネタバレがあります)

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第4話、最初から最後まで気持ちが忙しい。
碇拓真(佐藤隆太さん)たちが海の上で走り回るスピード感に、感情まで引きずられた。
波の音が響く中で、悲しみと覚悟が入り混じる回だった。
特に藤沢(中尾明慶さん)のシーン、心臓が止まるかと思った。
アクションも感情も濃すぎて、あっという間の1時間。

海の上で事件発生、緊張感のレベルが違う

臨海公園でのドローン爆発事件。
水上警察が動き出す瞬間のカット、めちゃくちゃかっこよかった。
碇拓真(佐藤隆太さん)が現場に向かう表情に、刑事としての意地と焦りが入り混じってる。
湾岸署の連中に追い返されるシーン、悔しさがリアルで胸がチクリ。
日下部峻(加藤シゲアキさん)の表情がまた微妙で、ただの対立じゃない何かがあるのが伝わる。
このチームの空気、毎回ギリギリの緊張感がたまらない。

藤沢充(中尾明慶さん)の覚悟が刺さる

藤沢が妻と子どもを職場見学に呼んでたのに、そのすぐあと刺される展開。
あれはずるい。
上原修也(小須田康人さん)の動きが予想できなさすぎて、息が詰まった。
ナイフが光った瞬間、現実が止まった感じがした。
しかも人質にされても冷静に行動してた藤沢(中尾明慶さん)、本当にプロ。
その後のセリフひとつひとつが沁みて、涙が止まらなかった。

上原修也(小須田康人さん)の悲しみが重すぎた

犯人なのに、ただの悪人には見えなかった。
息子の死を背負って生きる上原(小須田康人さん)の姿が切なすぎた。
自分を責め続けたまま壊れていく人の静かな狂気。
爆弾を起動させる瞬間の顔が、本当に“覚悟”そのものだった。
碇(佐藤隆太さん)がその心情を理解しようとするのもまた痛い。
息子への愛と後悔が入り混じった告白、ドラマなのに現実みたいだった。

礼子(山下美月さん)のモールス信号シーン、鳥肌

礼子(山下美月さん)がモールス信号で船内の藤沢(中尾明慶さん)と交信するシーン。
静けさと緊迫が同時にある、まさに“息を呑む”瞬間だった。
指先の音だけで希望を繋ぐ感じ、音のない叫びみたいで美しかった。
有馬礼子って、ただのヒロインじゃない。
行動力も知性もちゃんと描かれてて、碇(佐藤隆太さん)との関係も深まってるのが伝わる。
この回、彼女の成長が一番際立ってたと思う。

嫉妬も、涙も、そして胸熱の署長シーン

「嫉妬しちゃうな、俺以外の男と会いたいなんて」っていう日下部(加藤シゲアキさん)のセリフ、破壊力高すぎ。
真面目な展開の中にふっと入るこの一言が、逆にドキッとする。
礼子(山下美月さん)が碇(佐藤隆太さん)に言葉を伝えるシーンも、少し不器用で可愛い。
そして最後の玉虫署長(椎名桔平さん)と大沢俊夫(小林隆さん)のシーン。
渋すぎる。
普段とは違う真面目なトーンで交わされた会話が、静かに心に残った。
ラストの余韻が長くて、エンドロールまでぼーっと見てた。

まとめ

第4話は、爆発や人質事件のスリルの中に、ちゃんと“人の心”が描かれてた。
碇(佐藤隆太さん)の正義、礼子(山下美月さん)の優しさ、藤沢(中尾明慶さん)の覚悟。
どれもがバランス良く溶け合ってて、ただの刑事ドラマじゃない深みがある。
涙も緊張も恋の香りも全部詰まった60分。
これ、回を追うごとに止まらなくなってる。
(りりたん)

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