『豊臣兄弟!』第1話から信長の圧が強すぎる件(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

本日予約開始のコミック本を楽天ブックスでチェック
90日以内に発売予定の最新コミック本をAmazonでチェック

第1話、物語が動き出す前から空気が重くて、でも不思議と引き込まれた。
小一郎(仲野太賀さん)の穏やかな日常と、戦国のざらっとした気配が同時に流れ込んでくる感じ。
兄・藤吉郎(池松壮亮さん)が戻ってきた時点で、もう運命がズレ始めてるのが分かる。
そして後半、全部の印象を更新してきたのが、織田信長(小栗旬さん)の登場だった。

土と一緒に生きる小一郎の静かな強さ

尾張中村の農村で暮らす小一郎は、天下とか出世とかとは無縁の場所にいる。
田畑を耕して、今日を無事に終えることに満足している姿がすごく穏やか。
争いを好まない性格も、一貫していてぶれない。
仲野太賀さんの表情が、言葉より先に「この人は戦場向きじゃない」と伝えてくる。
だからこそ、この先に待つ運命を思うと、少しだけ胸がざわつく。

藤吉郎(池松壮亮さん)が持ち込む戦国の匂い

8年ぶりに村へ戻ってきた藤吉郎は、空気がまるで違う。
出世欲も野心も隠さず、前に進む力だけでできてる感じ。
小一郎を家来に誘う場面も、兄弟なのに立場の差がはっきりしてる。
池松壮亮さんの藤吉郎は、軽やかなのに危うくて、目が離せない。
この兄がいる限り、小一郎が平穏でいられる時間は長くないんだろうなって思わされる。

頭巾の男の正体が分かるまでの違和感

清須での道普請の場面、妙に存在感のある頭巾の男が気になる。
言い合いになる感じも、ただの人足にしては圧が強い。
土砂崩れが起きた瞬間、小一郎が冷静に指示を出すところがすごく印象的。
頭巾の男にも自然に声をかけて、一緒に復旧させる流れが気持ちいい。
この時点では、まさかあの人物だとは思わないのが正直なところ。

織田信長(小栗旬さん)の登場で空気が一変

翌日、馬にまたがって現れた信長を見た瞬間、全部つながる。
昨夜の頭巾の男が信長本人だったと分かるあの構図、強すぎる。
小一郎が慌てて詫びるのも無理はない。
でも信長が、小一郎の働きをきちんと評価するところが痺れる。
小栗旬さんの信長、立ってるだけで「殿」なのが分かるオーラだった。

「自分の道は自分で切り開く」という言葉

信長が語った言葉は、この物語全体の軸になりそう。
じっとしていても何も手に入らない、という考え方が戦国そのもの。
でもそれを、農民出身の小一郎に向けて言うのが意味深。
この一言で、小一郎の人生が静かに動き始めた気がした。
第1話なのに、もう取り返しがつかないところまで来た感じがある。

まとめ

第1話「二匹の猿」は、兄弟の対比と時代のうねりを一気に見せてきた回だった。
小一郎(仲野太賀さん)の静けさと、藤吉郎(池松壮亮さん)の勢い。
そこに織田信長(小栗旬さん)が加わって、物語の重心が一段深くなる。
特に信長の登場は、視聴後も強く印象に残る。
この先、兄弟がどこまで時代に巻き込まれていくのか、気になりすぎる始まりだった。
(ちーず姫)