豊臣兄弟!:第8話、幸せから一気に奈落で心が追いつかない(感想)(ネタバレがあります)

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第8話、途中まで「おお…歴史ドラマの熱い回だ…!」って感じだったのに、ラストで完全に心を持っていかれた。
小一郎(仲野太賀さん)と藤吉郎(池松壮亮さん)が命がけで墨俣に砦を築く展開だけでも緊張感すごいのに、直(白石聖さん)の物語が優しすぎて胸にくる。
幸せな場面がちゃんと描かれてたからこそ、最後の出来事が重すぎて言葉が出ない回だった。

墨俣砦をめぐる緊迫の作戦

織田信長(小栗旬さん)が美濃攻めを本格化させる中で出した作戦が、墨俣砦を使った大胆なもの。
美濃三人衆を墨俣に引きつけ、その隙に北方城を奪うという戦略。

この話を聞いたときの藤吉郎(池松壮亮さん)と小一郎(仲野太賀さん)の空気、すでに覚悟が漂っている感じがしてゾクッとする。

一方で北方城主の安藤守就(田中哲司さん)は、謎の男(菅田将暉さん)から「今回は何かが違う」と助言を受けて警戒を強める。
でも当主の斎藤龍興(濱田龍臣さん)はその進言を退けてしまう。

この“油断”が後々の展開をより不穏にしていて、歴史の流れの怖さをじわっと感じる場面だった。

小一郎と直の穏やかな約束

戦の裏で描かれたのが、小一郎(仲野太賀さん)と直(白石聖さん)の静かな時間。

二人は新居を構え、墨俣の計画が成功したら祝言を挙げようと約束する。
このシーン、空気が優しくてちょっと安心する。

白石聖さんの直、表情が本当に柔らかくて、戦の物語の中でほっとする存在。

そして直は結婚を報告するため、故郷の中村へ。
父の喜左衛門(大倉孝二さん)は大反対して、直を蔵に閉じ込めるという荒っぽい対応。

でもその言葉の端々に娘への愛情が溢れていて、完全に泣かせに来てる場面だった。

「お前が幸せならそれで良いわ!」
そう言いながら、帰省の時期をどんどん追加していく喜左衛門(大倉孝二さん)。

この親子のやり取り、温かすぎて見ていて頬が緩むのに、どこか切なさも混ざっていた。

一夜で築かれた墨俣砦

夜の墨俣で、藤吉郎(池松壮亮さん)たちがいかだで運んだ部材を次々と組み上げていく。
このシーン、完全に職人の戦みたいで見入ってしまう。

そして翌朝。
突如現れた砦に、斎藤軍は騒然。

一夜城の伝説が目の前で形になる瞬間で、見ていて鳥肌が立った。

戦が始まると、小一郎(仲野太賀さん)は直が作った握り飯を落としてしまう。
それを拾おうと屈んだ瞬間、銃撃を回避。

直の握り飯が命を救うという展開、偶然なのに運命みたいで胸がぎゅっとなる。

その後、藤吉郎(池松壮亮さん)の合図で堤が切られ、水が流れ込み、火矢によって砦は炎に包まれる。

「よき城であった!」
藤吉郎のこの言葉が、短い夢のような時間を象徴していて印象的だった。

謎の男と迫る不穏な空気

北方城へ向かった小一郎(仲野太賀さん)だったけど、そこには安藤軍が待ち構えている。

絶体絶命の状況で、小一郎は説得を試みる。
「信長様なら面白き世を作る」

この言葉、ただの弁明じゃなくて未来を信じている感じがして心に残る。

そこへ現れたのが、松明を掲げた謎の男(菅田将暉さん)。
扇子を持ち、静かな声で策を問う姿がとにかく異様。

菅田将暉さんの存在感、登場した瞬間に場の空気が変わる。
この人物がこれからどう関わるのか、不穏すぎて目が離せない。

あまりにも残酷だった直の最期

中村から帰る途中、直(白石聖さん)を悲劇が襲う。

日照りの村では水を巡る争いが起きていて、状況はかなり過酷。
その中で少女をかばった直は、大きな傷を負ってしまう。

白無垢を着るはずだった背中が血で染まる場面、衝撃が強すぎて言葉を失う。

そして小一郎(仲野太賀さん)のもとへ運ばれてくる直。

「腹減ったわ、直、握り飯作ってくれ」

泣きながらそう言う小一郎(仲野太賀さん)。
冷たくなった直を抱きしめて名前を何度も呼ぶ姿が、あまりにも悲しい。

さっきまで幸せな未来を話していた二人なのに、こんな形で終わるなんて…。
このラスト、涙が止まらない人が続出するのも納得だった。

まとめ

第8話は、墨俣砦の熱い戦と、小一郎(仲野太賀さん)と直(白石聖さん)の物語が重なって、とても感情を揺さぶる回だった。

藤吉郎(池松壮亮さん)の覚悟、信長(小栗旬さん)の大きな戦略、そして最後の直の悲劇。
全部が一気に押し寄せてきて、見終わったあともしばらく余韻が消えない。

幸せな時間が丁寧に描かれていたからこそ、直の死があまりにも残酷で胸に刺さる。
小一郎の叫びが頭から離れない回だった。
(ゆめのん)