第1話、最初から最後まで会話が噛み合ってなくて、それがずっと楽しい。
岸騎士(沢村玲さん)の完璧すぎる王子様オーラと、高杉徹(田中洸希さん)の警戒心フル装備な態度が並ぶだけで、もう空気がコントみたい。
なのに、キャラがただのギャグじゃなくて、それぞれの立場や気持ちがちゃんと見えるから、笑いながらも妙に納得してしまう。
軽いテンポで進むのに、気づいたらこの二人の距離感が気になってるの、思った以上に引きが強い初回だった。
王子様度1000%の岸騎士(沢村玲さん)が強すぎる
家庭教師として現れた岸は、教科書フルセット持参で姿勢も言葉も全部が完璧。
徹が難癖をつけても、表情ひとつ崩さずに優雅に対応するのが逆に怖いレベル。
「僕が君を必ず幸せにするから」って真顔で言うの、勉強の話なのに完全に告白のトーン。
沢村玲さんの声の落ち着きと柔らかさが、王子様設定にちゃんと説得力を持たせてる。
真剣なのにズレてる、その絶妙なバランスがずっと面白い。
高杉徹(田中洸希さん)の心の声が全部持ってく
徹は表では強気なヤンキーなのに、心の中ではずっと大騒ぎしてる。
見つめられただけで「まつ毛長いし良い匂い」って思考が飛んでくのが可愛すぎる。
告白だと勘違いしてテンション上がって、勝手にドキドキしてる流れがずっと裏切られ続ける。
田中洸希さんの顔の動きと声のトーンが、心の声パートで一気にコメディに振り切れてて強い。
外の強気と中の乙女モードの落差が、毎回笑いの芯になってる。
肩つかみからの勘違い連鎖が最高にズレてる
岸が両肩をガシッとつかんで真剣な顔で語りかけるシーン、構図だけ見たら完全に告白。
徹が「心の準備が…」って勝手に恋愛モードに入ってるのも納得の流れ。
でも岸の本音は「一生懸命勉強して卒業しましょう!」だけ。
その瞬間の「え?」って二人同時に固まる間が、間の取り方として完璧。
ロマンチックと学業が真逆の方向にすれ違ってるのが、この作品の一番おいしいところ。
周囲のキャラもちゃんとクセが強い
徹の母の礼子(佐藤江梨子さん)が、実は元ヤンっぽい圧を出してくるのもいいスパイス。
ヤンキー仲間の裕貴、亮介、ミノルも、それぞれ性格が違ってて画面がにぎやか。
ただ騒がしいだけじゃなくて、徹の居場所として機能してるのがちゃんと分かる。
だから岸が入ってきたことで、日常のバランスが崩れていく感じも自然に見える。
このクラスの空気感が、今後どう変わっていくのか想像しちゃう。
BL風味だけど主軸はちゃんと成長物語
雰囲気はキラキラで距離感はドキドキだけど、目的はあくまで卒業と進路。
岸は徹を恋愛対象として見てるというより、全力で導こうとしてる感じが強い。
徹の方が勝手に恋のスイッチ入ってるのが、今のところ一方通行で面白い。
このズレが縮まるのか、別の形に変わっていくのか、そこが物語の軸になりそう。
笑わせながらちゃんと先を気にさせる構成なのが、初回としてかなり強い。
まとめ
第1話は、キャラの相性だけで最後まで走り切った感じがして満足度が高い。
岸騎士(沢村玲さん)の揺るがない王子様感と、高杉徹(田中洸希さん)の心の声暴走が噛み合ってないのに相性抜群。
テンポのいい勘違いとズレた会話が続くのに、不思議と疲れないのがすごい。
この二人が勉強と感情のどっちで先に追い込まれていくのか、そこが今後の楽しみ。
軽く見られるのに、ちゃんと続きが気になるタイプの初回だった。
(ほのりん)

