最終話は、健治（磯村勇斗さん）が山田（平岩紙さん）のために弁護人を引き受け、学校と対峙する展開。
尾碕（稲垣吾郎さん）との再びの対決に向かう姿に、ひとりの教師としての誠実さがにじみ出ていた。
卒業生との再会も温かく、法廷に舞台を移しても物語の熱量は落ちない。
そして唐突すぎるけれど心をわしづかみにされたプロポーズ。
ラストまで健治らしさが光っていて、胸の奥がじんわり熱くなった。
健治（磯村勇斗さん）の決意と誠実さ
山田（平岩紙さん）が学校を訴えると言い出した時、健治（磯村勇斗さん）は労働審判という道を提示した。
ただ反発するのではなく、話し合いで解決する手段を示す冷静さと誠意がにじむ。
尾碕（稲垣吾郎さん）に21年前の件を突きつけられても、怯まずに反論。
自分のせいで再び不利益を招くと言われても、もう逃げないと決めた姿に心を打たれた。
生徒たちに受け入れられた健治の誠実さは、この最終話でしっかり証明されていた。
卒業式と高校生たちとの再会
裁判に向かう前、健治（磯村勇斗さん）が学校を訪れたシーン。
鷹野（日高由起刀さん）や斎藤（南琴奈さん）たちが笑顔で迎え入れる場面は、まさに温かな青春ドラマの一幕。
進路を語る彼らの姿に、健治が見守ってきた時間の積み重ねを感じた。
たとえ波乱が待っていても、生徒との絆が彼を支える。
卒業式の中で交わされた短い会話に、未来へ進む強さと喜びが詰まっていた。
法廷での尾碕（稲垣吾郎さん）との対峙
舞台はついに法廷へ。
学校と山田（平岩紙さん）の和解が難航する中、健治（磯村勇斗さん）が弁護人として立ち向かう姿が描かれた。
尾碕（稲垣吾郎さん）の威圧的な理事長ぶりも圧巻で、まさに強敵そのもの。
だが、健治は信念を貫き、言葉に力を宿して語る。
SNSでも「言葉に力があるドラマ」という声が出ていた通り、対決シーンは緊張感に満ちていた。
突然のプロポーズと不器用なラスト
終盤、珠々（堀田真由さん）に向けた健治（磯村勇斗さん）のプロポーズ。
「地球は太陽の周りを1周以上回りました。結婚しましょう」という直球の言葉。
唐突なのに、健治らしい誠実さと不器用さがあふれていて、思わず笑みがこぼれる。
珠々のかわいらしさも相まって、視聴者からは「キュンキュンした」「面白いのに感動」と反応が殺到。
恋愛初心者らしいまっすぐさが、最高に心を動かすラストになっていた。
まとめ
最終話は、教師としての信念を貫いた健治（磯村勇斗さん）の姿が胸に刻まれる回だった。
尾碕（稲垣吾郎さん）との法廷での対峙も緊張感たっぷりで、生徒たちの笑顔がその緊張を和らげていた。
そして、予想外のプロポーズが温かな余韻を残す。
誠実さと不器用さを併せ持つ健治の姿に、最後まで目が離せなかった。
（りりたん）
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