登場からもう空気を持っていく湖音波
田上湖音波(橋本環奈さん)が病院に入ってくるところ、もう画面が一気に明るくなるのに、次の瞬間には空気を切り裂くみたいな強さも出てきて、そのギャップが気持ちいい。
可愛いのに迫力ありすぎて、最初から「ただ者じゃない感」が全開。
しかも怒鳴ってるのに嫌な感じがしなくて、むしろ正論しか言ってないのがすごい。
清楚な見た目とドスのきいた岐阜弁の落差、完全にクセになるやつで、ここがこのドラマのリズムなんだなってすぐわかる。
命の恩人との再会が、ちょっと苦い
中田(向井理さん)との再会シーン、感動一直線かと思いきや、なんか温度差があって胸がざわっとする。
湖音波(橋本環奈さん)が「変わった」って思ってるのに、返ってくる言葉があっさりしてて、空気が一瞬止まる感じ。
しかもその後の中田(向井理さん)の立ち回りを見てると、湖音波が「ダサい」って言っちゃう気持ちもわかってしまって、ちょっと切ない。
この2人の関係、ただの再会エピソードで終わらないって、もう第1話から伝わってくるのがすごい。
病院という組織の息苦しさがリアル
院長の大河原(大塚寧々さん)とか事務局長の鷹山(大谷亮平さん)とか、言ってることは正しいっぽいのに、どこか冷たくて、数字とか規則が先に来てる感じがひしひし伝わる。
現場がピリピリしてるのに、責任の押し付け合いが起きる空気、見てて普通にしんどい。
だからこそ、湖音波の一直線な行動がちょっと無鉄砲でも、見ててスッとするし、患者のほうをちゃんと見てるのが伝わってくる。
後から思うと、この時点での病院の空気感、ちゃんと伏線になってるところがあって、「あ、ここ大事だったんだ」ってなる場面が出てくるタイプ。
ヤンキー気質が、ただのキャラじゃ終わらない
勢いとノリで突っ走ってるように見える湖音波(橋本環奈さん)だけど、手術の場面では一気にスイッチ入るのがかっこいい。
ふざけてるわけじゃなくて、本気で命に向き合ってるのがちゃんと伝わるから、言動が多少荒くても信頼できる感じがある。
この第1話、明るくてテンポも良いのに、あとから振り返ると意外と重たいテーマが最初から置かれてて、
「ここからこう繋がるんだ…」って思わされる瞬間がいくつも思い浮かぶ回だった。
まさかあの態度が、あんな意味を持ってくるとは、って言いたくなるところ、見終わった側だとちょっとニヤッとしちゃう。

