病院ドラマって、命の話だから重いのはわかってるけど、第5話はその中でも空気がずっとザワザワしてた回だったと思う。画面は落ち着いてるのに、心の中だけ忙しい感じ。見終わったあと、しばらく何も考えられなかった。
過去の患者の話が出てきた瞬間、空気が変わった
湖音波(橋本環奈さん)が思い出す、岐阜で診ていた患者さんのエピソード。あの語り方がもう静かすぎて逆に怖い。説明自体は淡々としてるのに、ちょっとした間とか目線とかで、いろんな感情が伝わってきてしまう感じ。
そして中田(向井理さん)とのやりとり。あの場面の空気の冷え方、今でも忘れられない。言葉は普通なのに、表情だけで全部を語ってるように見えて、心の中で「え……」って何回も思った。
整形外科チーム登場で一気に雰囲気チェンジ、でも油断できない
スタッフルームに人が増えて、観葉植物とか間接照明とか、ちょっとおしゃれ空間になるのは新鮮。
岩崎沙羅(宇垣美里さん)のキラキラ感、最初は正直ちょっと圧倒された。SNSで人気って設定も納得の存在感。でも、その明るさがあるからこそ、ところどころで見える違和感が余計に目立つというか。
湖音波との温度差も、見ていて地味にしんどい。あのピリッとした空気、笑えないやつ。
患者さんの小さな異変が、こんなに重くなるなんて
リハビリ中のちょっとした出来事。普通なら流されそうな場面なのに、湖音波はちゃんと立ち止まる。MRIを見るシーンは派手じゃないのに、背中がゾワっとする感じがあった。
「脳外には関係ない」って言葉が出た瞬間、逆に関係ある気しかしなくなる不思議。そこからの流れは淡々としてるのに、心の中だけ音量が上がっていく感じだった。
何も語られない表情が一番怖い
第5話は、とにかく“語られない部分”が多い回だったと思う。説明されないからこそ、視線とか沈黙とか、ちょっとした間が全部意味ありげに見えてくる。
まさかあの人物が、あんな顔をするとは思わなかったし、あの一瞬で印象がガラッと変わった。派手な展開じゃないのに、感情だけがずっと揺さぶられてる感じ。
全体的に、静かだけど刺さる回。見たあとにじわじわ来るタイプで、後から思い返してまた重くなる。こういう回があるから、このドラマは油断できない。

