『良いこと悪いこと』第1話、“森のくまさん”が不気味すぎて眠れない(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、序盤からただの同窓会ドラマじゃない空気が漂ってた。
高木将(間宮祥太朗さん)の笑顔が穏やかであるほど、後ろにある闇が濃く見える。
そして、猿橋園子(新木優子さん)の登場で一気にピリッとした空気に変わった。
タイムカプセルから始まる連続殺人って、設定だけで鳥肌。
“森のくまさん”の替え歌が流れた瞬間、ゾッとした。

22年ぶりの再会、懐かしさよりも不穏さが勝つ

6年1組のメンバーが集まるシーン、最初は和やかだった。
高木将(間宮祥太朗さん)は地元で塗装会社を継ぎ、妻の加奈(徳永えりさん)と娘の花音(宮崎莉里沙さん)と暮らす普通のパパ。
だけど、その“普通”が壊れる予感しかしなかった。
猿橋園子(新木優子さん)は、華やかなテレビ記者になって帰ってきて、クラスの空気が一瞬で変わる。
みんな笑ってるのに、視線の奥に“何か”を隠してる感じ。
笑顔が多いほど、闇のコントラストが強い。
同窓会なのに、懐かしさよりも息苦しさの方が残った。

卒業アルバムの黒塗り、そして始まる“償い”

タイムカプセルの中には、なぜか卒業アルバムが。
高木(間宮祥太朗さん)がページをめくった瞬間、空気が変わった。
6人の顔写真が黒く塗りつぶされてる。
しかもその中には、高木、武田敏生(水川かたまりさん)、桜井幹太(工藤阿須加さん)、土屋ゆき(剛力彩芽さん)、豊川賢吾(稲葉友さん)、小林紗季(藤間爽子さん)の6人。
何のために?誰が?
“黒”っていう無言のメッセージが、画面の中で生きてる感じが怖かった。
高木だけが、その6人にある“共通点”を知ってるっていう沈黙もゾクゾクする。
いじめ?罪?それとも秘密の約束?
全員の目線が泳ぐたび、真実が近づいてる気がして息が詰まる。

夜の事件、そして“森のくまさん”が意味するもの

同窓会の夜、誰も予想してなかった“最初の犠牲者”が出る。
黒塗りの6人のうち1人が、謎の死を遂げた。
画面の明るさが急に落ちて、“森のくまさん”の替え歌が流れる。
童謡なのに、こんなに怖い歌だったっけ?
「くまさんに出会った〜♪」って歌詞が、事件の順番を示してるのかもっていう考察、鳥肌。
“絵の通りに事件が起きる”っていうSNSのコメントも納得。
童心と残酷さが並んでる感じが、このドラマの本当の怖さかもしれない。

猿橋園子(新木優子さん)と高木将(間宮祥太朗さん)、再び交わる因縁

高木と園子、ただの元同級生じゃない。
園子の視線には、あの頃の“リーダーの罪”を知っているような重さがあった。
園子があのタイムカプセルの真相に一番近い気がする。
そして、事件が起きてからの高木の表情が一変。
守るべき家族がいるのに、過去に引き戻されていく。
「良いこと」と「悪いこと」の境界線が曖昧になっていく感じ、すでに心が落ち着かない。
2人の関係が今後どう変わっていくのか、見逃せない。

SNSの考察が止まらない、“いじめの報い”説

SNSでは「いじめた奴らが成敗される話?」って声が多かった。
確かに、“黒く塗られた6人”の共通点が“過去の加害者”だとしたら…。
「絵の通りに事件が起きる」「替え歌の順番で殺される」って説も出てて、考察が止まらない。
あと「元担任が犯人説」も出てたけど、大谷先生(赤間麻里子さん)のあの微妙な表情、確かに怪しかった。
“森のくまさん”が子どもの歌じゃなく、“罰の歌”に変わってるのが、今作の不気味さの象徴。
考察好きにはたまらない導入だった。

まとめ

第1話は、懐かしさと恐怖が同居する“再会の悪夢”だった。
間宮祥太朗さんと新木優子さんの間に流れる、張り詰めた静けさがたまらない。
童謡がトリガーになる展開も新鮮で、ゾッとするのに目が離せない。
“黒塗りの6人”と“森のくまさん”の関係、次回でどこまで明かされるのか気になる。
怖いのに、続きを見たい。
これが「良いこと悪いこと」ってタイトルの意味なら、もうこの時点で背筋が冷える。
(りりたん)