第3話、軽い気持ちで見てたら途中から空気がずっと重たくて、でも目を離せなくて、そのまま最後まで感情を連れていかれた。
ロン(大西流星さん)の柔らかい雰囲気と、えぐちよの抱えてきたものの重さが並んだ瞬間、画面の温度が一気に下がる感じがして、正直ちょっと息止まった。
可愛いとか優しいだけじゃ終わらない話で、見終わったあとも頭の中が静かじゃなかった。
失踪したえぐちよ探しが想像以上にしんどい
美容系インフルエンサーのえぐちよ(山下リオさん)が突然いなくなるところから始まるんだけど、残された投稿がもう不穏で胸がざわっとする。
ロン(大西流星さん)が幼なじみのヒナ(平祐奈さん)に頼まれて探し始める流れ、最初はちょっと探偵っぽいのに、関係者の言葉がどんどん冷たくて空気が変わっていく。
「友達だったけど…」とか「幻滅した」とか、本人がいないところで簡単に切り捨てる感じがリアルで、画面越しでもきつかった。
探せば探すほど、えぐちよが“人”じゃなくて“消費される存在”として見られてたのが分かってきて、気持ちが沈む。
山奥で見たえぐちよの姿が全部ひっくり返す
やっと見つけたえぐちよ(山下リオさん)が、キラキラした世界から真逆の場所で農作業してる姿、あのギャップが強烈だった。
画面の中の華やかさと、今の作業服の姿の差が、そのまま彼女の人生の振れ幅みたいで、言葉より説得力あった。
幼い頃から見た目で傷ついて、整形して、でもそれでも足りないって思い続けてた話、淡々としてるのが逆にしんどい。
「本物の美人に届かない」って言葉、自己否定の深さが見えて、胸の奥がじんわり痛くなった。
ロンの言葉が優しすぎて逆に泣きそうになる
えぐちよ(山下リオさん)が「自分を殺してるみたい」って言ったあとに、ロン(大西流星さん)が本物って何だろうって問い返す場面、静かだけどすごく大事な時間だった。
「自分を愛せる人なのかな」っていうえぐちよの答えも重いし、「丸ごと愛せなくても否定しない場所はきっとある」ってロンの言葉も、優しさがまっすぐで刺さる。
慰める感じじゃなくて、ちゃんと隣に立ってる距離感で言うのが、ロンらしくて胸が熱くなる。
大西流星さんの声のトーンが柔らかいから、言葉がそのまま心に染みてくる感じだった。
ヒナへの動画メッセージが静かに涙誘ってくる
ヒナ(平祐奈さん)の元に届いたえぐちよからの動画、言葉がすごく現実的で、きれいごとじゃないのが逆に信頼できた。
見た目で判断される世界だってちゃんと認めた上で、それでも手を差し伸べてくれる人はいるって言うの、簡単じゃない言葉だから余計に響く。
ヒナが泣きながら動画を見る表情が自然すぎて、感情がそのまま伝わってきてこっちも目が熱くなる。
平祐奈さんのヒナ、強くなりたい気持ちと怖さが同時にある感じがリアルで、見てて苦しくもなる。
最後の展開で一気に不安が押し寄せる
やっと外に出ようとするヒナ(平祐奈さん)に届く「犯罪者」ってメッセージ、あの一言で空気が一気に凍る。
希望が見えた瞬間にまた突き落とされる感じがして、見てる側まで心臓ぎゅっと掴まれた。
ロン(大西流星さん)がヒナと直接会えたことがないって設定もここで効いてきて、距離のもどかしさが余計にしんどい。
優しい話だけで終わらせないところが、このドラマの怖さでもあり、ちゃんと現実を映してる感じがして印象に残った。
まとめ
第3話は、えぐちよ(山下リオさん)の選んだ生き方と、ヒナ(平祐奈さん)の揺れる気持ち、その間に立つロン(大西流星さん)の優しさが全部重なって、感情の波がずっと続く回だった。
整形やルッキズムって重たいテーマなのに、説教っぽくならずに人の気持ちとして描いてくるのがすごく刺さる。
可愛いシーンもあるけど、それ以上に言葉と沈黙が強くて、見終わったあともしばらく考えさせられる余韻が残った。
(ゆめのん)

