誘拐の日・第7話 政宗と凛の逃亡に潜む“過去の罠”(感想)(ネタバレがあります)

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第7話は、政宗(斎藤工さん)と凛(永尾柚乃ちゃん)の逃亡劇がますますハラハラで、観てるだけで心が落ち着かなくなった。山崎(深澤辰哉くん)や水原(内田有紀さん)が支える温かいシーンもあったのに、鮫洲(栄信さん)の存在がそれを一瞬で壊す。しかも政宗の過去まで少しずつ明らかになって、頭の中で「どういうこと?」って何回も繰り返した。

穏やかな時間と突然の襲撃

政宗(斎藤工さん)が芽生(日下莉帆ちゃん)の手術を見届けようとするシーン、すごく静かで優しい空気が流れてたんだ。凛(永尾柚乃ちゃん)が服を選んであげるのも微笑ましかったし、山崎(深澤辰哉くん)も交えて3人でご飯を食べる様子は「家族みたい」って思わせるくらい幸せそうだった。でもその時間は鮫洲(栄信さん)たちによって無残に壊されてしまう。凛は捕まり、山崎は大けが、政宗はボコボコにされる展開に胸がギュッと苦しくなった。

政宗と汐里の過去の真相

児童養護施設時代の政宗(斎藤工さん)と汐里(安達祐実さん)の関係が語られる場面は驚きの連続だった。ずっと守られていたのは政宗の方だと思っていたのに、実は逆で、彼がみんなを引っ張る存在だったなんて。しかも、本来七瀬家に迎えられるはずだったのは政宗で、汐里は無理やりその立場を奪ったことまで明かされて、「汐里こわ…」って思わず声が出た。ラムネを薬とすり替えていた過去も相まって、ただの“冷たい人”じゃなくて計算高い“悪女”の一面が浮かび上がった。

消された記憶と薬の影響

政宗が過去のことを全然覚えていない理由が、薬の副作用かもしれないって話も出てきてゾッとした。次世代知能開発プロジェクトのせいで、本来はすごく優秀だった政宗が記憶も能力も失ったのかもしれないって思うと悲しくなった。しかも凛(永尾柚乃ちゃん)も誘拐された日の記憶がない。偶然じゃなくて、何か仕組まれたものを感じさせる展開で、ますます物語が深まってきてる気がする。

汐里の本当の目的とは?

今回一番気になったのはやっぱり汐里(安達祐実さん)の目的。七瀬家に復讐するためなのか、凛をプロジェクトの「成功例」として奪ったのか、それとも別の理由なのか…。HIV感染や養子の立場を奪った過去を考えると動機はいくらでもありそうだけど、どれもしっくりこない。政宗(斎藤工さん)がなぜか汐里を信じ続けているのも不気味だし、記憶が改ざんされてる可能性まで出てきて、謎が膨らむばかりだった。

まとめ

第7話は、政宗(斎藤工さん)と凛(永尾柚乃ちゃん)の関係が温かさを見せたかと思えば一瞬で壊され、心がジェットコースター並みに揺れた。政宗と汐里(安達祐実さん)の過去や薬の影響など、新しい謎が次々と出てきて、見れば見るほど頭が混乱するけどやめられない。鮫洲(栄信さん)の不気味さも増していて、この先どうなるのか怖いけど、次回が待ち遠しくて仕方ない。