幸せな結婚式の空気から一気に暗転して、感情の切り替えが追いつかないまま物語が進んでいくのが強烈だった。
林田和臣(藤井流星さん)の必死さがまっすぐで、でもそのまっすぐさが逆に怖くも見えて、胸の奥がざわざわする。
桜庭蒼玉(七五三掛龍也さん)の冷めた目線が現実的で、その温度差が画面にピリッとした緊張を作ってた。
ラブストーリーって聞いてたのに、甘さより先に疑いが来る構成で、気づいたら心拍数上がってた。
祝福ムードからの急転直下が容赦ない
結婚式のシーン、少人数なのに空気がすごくあったかくて、本当に幸せそうに見えるのが余計につらい。
林田和臣(藤井流星さん)と沙也香(井桁弘恵さん)が永遠の愛を誓うところ、普通に感動しかけた直後に悲劇が来る。
バイオリンを弾いてた沙也香が突然苦しみ出して、血を吐いて倒れる流れ、心の準備ゼロで食らう。
会場が一瞬で騒然とするのもリアルで、祝福の拍手が悲鳴に変わる落差がきつい。
この一連の流れで、もうただの恋愛ドラマじゃないってはっきり分かるのが第1話から強すぎる。
警察に行かせない母の言葉が重たい
和臣(藤井流星さん)が警察に行こうとするのを止めるのが、沙也香の母・香(松下由樹さん)。
世間体を気にする言い方が現実的すぎて、正論っぽいのに冷たく聞こえるのがつらい。
松下由樹さんの香、感情より体裁を優先してる感じがにじみ出てて、言葉の一つ一つが刺さる。
結果的に通報をやめてしまう和臣の迷いも、人として責めきれない雰囲気があって複雑。
この判断が後々どう転ぶのか、もうこの時点で嫌な予感しかしない。
桜庭の視点が一気に事件を現実にする
式の写真を持って現れる桜庭蒼玉(七五三掛龍也さん)、ここで物語の空気がさらに変わる。
「シャンパンの色おかしくないですか」って一言で、事故じゃなく事件の可能性がはっきりするのが怖い。
七五三掛龍也さんの桜庭、感情をあまり乗せない話し方なのに、指摘が鋭くて説得力がある。
冷静だからこそ、現実を突きつけてくる感じがあって、和臣の希望を静かに削っていくのがきつい。
ここで“犯人は参列者の中にいるかも”って構図が完成するの、緊張感が一段上がる瞬間だった。
家まで押しかける和臣の必死さが刺さる
一度は断られたのに、どうしても諦めきれず桜庭の家まで行く和臣(藤井流星さん)。
泣きながら頭を下げて協力を頼む姿、愛情が重たいくらい真っ直ぐで胸が締め付けられる。
「妻に悪意を向けたやつは夫の俺が許さない」って言葉、正義感なのか執着なのか分からなくなる瞬間が怖い。
桜庭(七五三掛龍也さん)が戸惑いながらも無下にできない空気も伝わってきて、二人の距離が一気に縮まる。
ここから共犯関係みたいになっていく予感がして、甘さより緊張が勝つ展開なのがこの作品っぽい。
全員が怪しく見えてくる構成がずるい
親友も母も友人も、誰が犯人でもおかしくない配置なのがずっと不安を煽ってくる。
沙也香(井桁弘恵さん)の過去にも何かありそうな雰囲気が出てきて、被害者一択とも言い切れないのが怖い。
和臣(藤井流星さん)自身も、優しさと執着が紙一重に見える瞬間があって、完全に無垢とは思えなくなる。
桜庭(七五三掛龍也さん)の距離の取り方も謎が多くて、味方なのかどうかもまだ読めない。
ラブストーリーなのに、信じきれる人が誰もいない感じがずっと続くのがクセになる。
まとめ
第1話は、愛しているからこそ疑いと執着が生まれてしまう関係性を、かなり濃いテンションで見せてくる回だった。
林田和臣(藤井流星さん)の涙は本気に見えるのに、その本気さが逆に不安材料になるのがしんどい。
桜庭蒼玉(七五三掛龍也さん)の冷静さが物語を現実側に引き戻してくれて、二人の温度差がずっと緊張を作ってる。
誰のための行動なのか、本当に“あなたのため”なのか、その答えが簡単に出なさそうなのがこの先も気になるところ。
(あやぴょん)

