第5話、もう最初から空気が軽快で油断してた。
モブ(犬飼貴丈さん)があの世界で必死にフラグ折りまくってるの、見てるこっちも自然と応援モードになる。
クリスマスってだけで警戒レベルMAXなのに、今回は「勝った感」まであってニヤけた。
でもその直後にくるやつ、毎回ちゃんと期待を裏切らないのがこのシリーズ。
笑っていいのか、同情すべきか、感情が忙しい第5話だった。
クリスマス=最強BLイベントという認識
12月という時点で、モブ(犬飼貴丈さん)の脳内アラームは鳴りっぱなし。
BがLする世界でのクリスマスは、もう地雷原みたいなもの。
それをちゃんと理解して、24日は人目につかない単発バイトでやり過ごす判断がまず賢い。
25日はそのバイト代で家族にディナーを振る舞うって流れも、長男としての威厳がにじむ。
BLフラグも折れたし、家族ポイントも稼いだしで、本人が満足そうなのがまた良い。
この時点では、完全勝利エンドの顔してた。
翌日がノーマークなの、モブらしすぎる
駅前を意気揚々と歩くモブ(犬飼貴丈さん)、完全に気が緩んでる。
そこに現れる旗野(世古口凌さん)、タイミングがもう物語。
「ニアピン賞!怖!」って内心ツッコミ入れてるのに、冷静を装うのがモブ。
しかも相手は家族連れで、「今日は何の記念日でもない」と自己暗示までかける。
この世界でその油断は一番危険なのに、毎回そこを踏み抜くのがモブ。
誕生日+肩ぽん=即フラグ成立
旗野(世古口凌さん)が「今日、誕生日で」と言った瞬間、空気が変わる。
そのまま距離詰めて、肩にぽんって手を置いて「おめでとう」って言うモブ(犬飼貴丈さん)。
それ、優しさだけど、この世界では完全アウト。
旗野の目が一気に輝くのも無理ない。
「あ、これヤバいやつだ」って気づいて手を引っ込めるモブの遅さが、もう答え。
フラグって、立つ時は一瞬なんだなって再確認させられる。
旗野(世古口凌さん)の内心が優勝すぎる
去り際の旗野、表面上は必死に平静装ってるのに、内側は大騒ぎ。
家族に「顔赤いぞ」って言われても即否定するのがかわいい。
心の中では「おめでとうって言われた…最高の誕生日だ!」って大歓喜。
好きな人に偶然会えて、直接祝ってもらえる誕生日とか、そりゃ一生モノ。
旗野側の幸福度が高すぎて、見てる側がにやける。
結局、自分で立てたフラグに呆然とするモブ
モブ(犬飼貴丈さん)が最後に思う「無から特別な日が生まれることがある」という悟り。
それ、完全にBL世界の真理。
せっかく完璧にクリスマスを攻略したのに、翌日で台無し。
でもその失敗があるから、この作品はずっと面白い。
ツメが甘いって言われるのも納得だけど、そこが憎めない。
まとめ
第5話は、回避成功からの即転落という流れがきれいすぎた。
モブ(犬飼貴丈さん)の慎重さと油断の落差が、安定の笑いを生む。
旗野(世古口凌さん)の純度高めな喜びも、シリーズ後半ならではのご褒美感。
フラグを折る物語なのに、立つ瞬間が一番輝くのが皮肉で最高。
ファイナルに向かって、まだまだ安心できない空気が続きそう。
(ほのりん)

