水辺の街に響く銃声 ― 異例の捜査開始
第1話の冒頭、東京湾を背景に、ある水上事件が静かに幕を開けました。
警察としても経験の少ない水上舞台という設定は意表を突く入りで、すぐに惹きつけられます。
主人公・日下部峻(かげかべ しゅん)は、捜査一課から水上警察署へ異動してきたばかり。
着任早々、水上で発生した殺人事件の捜査に巻き込まれ、慣れない環境で苦戦を強いられます。
しかも、現場は橋下・運河と複雑な構造を持つ水域で、陸上とは違う罠が張り巡らされている様子が見え隠れしました。
バディと対立 ― 信頼を築く予感
峻にはバディがいますが、初対面から衝突も少なくありません。
規律を重んじる峻と、現場での機転を重視するベテラン隊員との意見の食い違い。
互いの視点の違いが浮き彫りになり、信頼を築くまでには険しい道のりが予想されます。
また、事件の捜査を進める中で、署内の人間関係や上層部からの圧力もちらつき、
単純な「事件を解く」だけではないドラマの厚みを感じさせられました。
水上ならではの映像と緊迫感
水上でのチェイスや船の航行を背景にしたシーンは、スケールの大きさを感じます。
船と船、人と水面の距離感が映像に緊張感を与えていました。
また、波音や水の揺れ、夜の水域の闇と光のコントラストなど、演出面にも凝りを感じます。
特に、暗がりでボートが近づいてくる場面での音の使い方、視界の揺らぎは印象深かったです。
謎の伏線と今後の期待
第1話のラストで、「この事件、表面だけでは終わらない」という予兆が強く出されました。
水上での殺人事件だけでなく、背後にはより大きな力・組織が動いていそうな気配。
峻自身の過去や、彼を異動させた意図、署員たちの隠された思惑――どれも謎として残ります。
また、バディとの信頼関係、峻の成長、そして水上捜査ならではの“制約”と“自由”の狭間、
そのあたりが今後どう描かれるか、とても楽しみです。
(あいちゃん)
楽天市場、24時間限定タイムセール | 毎朝10時更新!日替わりで毎日お得!
Amazonタイムセール人気の商品が日替わりで登場。毎日お得なタイムセール