『ザ・ロイヤルファミリー』第2話、涙の瞬間が胸を突き抜けた(感想)(ネタバレがあります)

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第2話、静かな空気の中で心の温度が一気に上がった。
栗須栄治(妻夫木聡さん)が「やりました!」って叫んだ瞬間、涙の意味が全部伝わってくる感じ。
夢とか努力とか、きれいごとじゃ済まない現実の中で、それでも信じ続けた人の叫び。
その素直さが胸の奥でじわっと溶けた。

栄治(妻夫木聡さん)の挫折と再出発

税理士の父に憧れて、その背中を追いかけた栗須栄治(妻夫木聡さん)。
でも、現実は思ってたよりも冷たくて、夢が一度折れたまま進めなくなってた。
そんな時に出会ったのが、馬主の山王耕造(佐藤浩市さん)。
耕造(佐藤浩市さん)の言葉には、厳しさと温かさが一緒にある。
「まだ終わっちゃいねぇ」みたいな一言で、栄治の止まってた歯車が少しずつ動き出す。
希望って、誰かに思い出させてもらうものなんだなって思った。

競馬事業部の崖っぷち、緊張の走る時間

競馬事業部が「今年中に1勝できなければ撤廃」というプレッシャー。
その中で美浦トレーニングセンターへ向かう栄治と耕造の背中が、もう覚悟の塊。
だけど、調教師・田所の反発で関係が崩れてしまう。
静かな対立の中にあるプライドのぶつかり方がリアルだった。
立場も年齢も違う二人が、それでも“勝ちたい”っていう一点で繋がってる。
声を荒げるんじゃなく、沈黙が語る関係性がすごく良かった。

新たな出会い、広中(安藤政信さん)の存在感

新しい調教師・広中(安藤政信さん)の登場で空気がガラッと変わる。
無駄な言葉が少なくて、目の奥に自信と野心が見えるタイプ。
ロイヤルファイトとロイヤルイザーニャ、2頭を預かるって言った時の声のトーンが印象的だった。
「勝つために入れ替える」っていう発想も大胆。
芝とダートを逆転させる提案、普通なら反発されるはずなのに、説得力があった。
栄治(妻夫木聡さん)の迷いと、広中(安藤政信さん)の確信がぶつかる会話が、地味に名シーン。

勝利の瞬間、涙があふれた理由

レース当日。
イザーニャが一気に飛び出して、風を切る姿が映った瞬間、呼吸を忘れた。
「いける…?」って心でつぶやいたら、そのままゴール。
栄治(妻夫木聡さん)の「社長! やりました!」の叫びに、全部の感情が詰まってた。
それまで押し殺してきた悔しさとか焦りとか、全部が涙に変わった感じ。
隣で耕造(佐藤浩市さん)が静かにうなずくのも泣けた。
あれは勝利の涙というより、“やっと報われた”涙。

SNSで広がった“妻夫木さんの涙”への共感

放送後、SNSでは「妻夫木くんの泣き方が昔と変わらず綺麗」「涙が沁みる」ってコメントが相次いだ。
泣き顔って俳優によって違うけど、妻夫木聡さんのは“人間味”がすごくある。
声を震わせながらも、無理にこらえない。
見てる方が感情を預けられる泣き方なんだよね。
第2話はただの競馬ドラマじゃなくて、“夢をもう一度信じていい”って思わせてくれる回だった。

まとめ

第2話の涙は、努力とか根性よりも“信じる気持ち”の延長にあった。
栄治(妻夫木聡さん)の叫びも、耕造(佐藤浩市さん)のうなずきも、全部が生きてた証拠みたいだった。
夢を追うことが怖くても、誰かと走ればまだ間に合う。
そんなメッセージを、静かに、でも確実に置いていった回だった。
次のレースが楽しみになるのに、ちょっと怖くもある。
(みかんてぃ)

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