『こんばんは、朝山家です。』第1話、“罵倒系妻”にド肝を抜かれた!脚本家の本音もリアルすぎ(感想)(ネタバレがあります)

7月6日スタートの新ドラマ『こんばんは、朝山家です。』第1話を観たんだけど…想像以上にパンチ強めでクセになる!中村アンちゃんと小澤征悦さんのW主演で、いわゆる“最強妻とダメ夫”の夫婦がテーマ。アンちゃんがキレまくりで旦那を罵倒するシーンがとにかくすごすぎて、テレビの前で「うわっ!」って声出た(笑)。なのに笑えるし、ちょっと泣けるし、共感ポイントも多くて、これは今期のダークホースかも…って思った♡

“キレ妻”アンちゃんが大暴れ!罵倒が止まらない

まず驚いたのが、中村アンちゃん演じる朝子のキャラ。いつものキレイでクールなアンちゃんとは真逆で、口調がガチで怖い(笑)。「近いよ!プライベートゾーン入ってこないで」とか、「あんたは床に座んなさいよ」とか…セリフの一つ一つが強烈すぎて思わず笑っちゃう。けどね、それくらい言いたくなる気持ちもわかるの。だって小澤さん演じる賢太が、ほんとにポンコツすぎるんだもん!!

“残念すぎる夫”賢太、共感とイラ立ちが同時にくる…

脚本家・賢太は、承認欲求の塊みたいな人(笑)。エゴサばっかして「国ドラなんて通過点」とか言っちゃうし、視聴者の感想を見ては文句ばっか。正直、ちょっと痛い…。でも、クリエイターとしての繊細さとか不安も見え隠れしてて、なんか憎みきれないんだよね〜。あと、自分に甘くて家事や育児には無関心なのも、家庭あるあるすぎて「こういう旦那、身近にいそう」って思った!

“反省会”シーンがリアルすぎ!脚本家の本音が刺さる

今回、めっちゃ話題になってたのが“反省会”ってワード。視聴者がドラマの感想を語るSNS文化をちょいディスる感じのセリフがあって、これがリアルでザワついた!特に「評論家ぶったやつの感想に腹が立つ」みたいな賢太のセリフ、これ完全に脚本家さんの本音では?と思ったら、やっぱり脚本の足立紳さんの“ほぼ実話”だったらしくて納得…。ドラマの裏側ってこうなってるのかも〜って、ちょっと興味深かったよ!

子どもたちの存在が効いてて泣けた…家族ドラマとしても◎

娘の蝶子は絶賛反抗期、息子の晴太は自閉スペクトラム症を抱えていて、それぞれに家族の課題があるのもリアルだった。口喧嘩ばっかの夫婦だけど、2人で子どもを育てていく姿にはちゃんと愛があるんだよね。すごくドタバタしてるのに、ふとした瞬間にグッとくる場面があって、なんか不思議と心に残る…。ただのコメディじゃなくて、ちゃんと“家族って何?”って考えさせられるドラマかも。

まとめ

『こんばんは、朝山家です。』第1話、ぶっ飛んだ夫婦喧嘩に爆笑しつつ、ちょっと涙も出ちゃう不思議なドラマだった!アンちゃんの新境地すぎる演技と、小澤さんの情けないけど憎めない賢太がクセになるし、脚本家の“リアルな声”が聞こえてくる感じも新鮮♡今後、朝山家がどんな風に家族として成長していくのか楽しみすぎる〜。ちょっと刺激的だけど、笑えて泣ける、今期注目の1本だよ!